「孤帆幽影」の敗れた日誌で出てくる
「フォンテーヌの各々が、責務を全うすることを期待している(Fontaine Expects That Everyone Will Do Their Duty)」は、
「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する(England expects that every man will do his duty)」を明らかに元ネタにしていることから、
「フォンテーヌは各員がその義務を尽くすことを期待する」が適切な訳だと思われます。(expectsやconfidesが状態の継続を表す動詞なので「期待している」の方がやや適切かもしれませんが、目的語の不一致の方が遥かに大きな問題かなと)
船を指す代名詞herも「彼女」と訳されていますが、ローカライズを踏まえると「あの子」「船」程度に訳すのが適切だったかなーと
今になって資料を見つけたので報告。烈火を渡る賢者について、日本語で「マグマの海」と書かれている箇所が複数ありますが、英語版や中国語版を確認すると燼寂海に相当する単語(中:烬寂海 英:the Mare Jivari)になっています。恐らく翻訳ミスかと。
古くからあるモンドやフォンテーヌに落ちている「ナッツ」についても誤訳を提起したい。中国語では「松果」、英語では"Pinecone"となっていて、日本語では「松ぼっくり」のほうが適当だと思う
食べてるのは松の実で松の実はナッツの1種だし誤訳というほどでもないんじゃない。日本では松の実はあまり一般的ではないから松ぼっくりって訳にしたらなんで松ぼっくり食べるんだよwwww誤訳じゃねwwwってノリになったと思うよ
世界任務「エリニュスのはぐれ精霊」パシーフとの会話で「那维莱特」(na wei lai te ヌヴィレット)を「那位来客」(na wei lai ke あの来客)と訳されている、らしい?
あれは誤訳じゃなくてパシーフが人間語に不慣れなことの表現だと思われる
中国語の言葉遊びが日本語では成立していないのは確かなので「その他、翻訳による差異」あたりに記述しても良いと思う
人間語に不慣れを表現したいなら、例えば「ヌビレッテ」みたいにして何と間違ったかをわかりやすくしないとって思う
それだとヌヴィレットが訛ってるだけで客人という意味の部分が無くなってしまうし、発音依存の言葉遊びを訳すのがそもそも難しいんだろう
注意してほしいのがエリニュスのはぐれ精霊にはパシーブが英語表記だとヴィシャップの逆読み、「あの客」が中国語だとヌヴィレットと似た音になってるんだけど
逆を言えば中国語だとパシーブのくだりが、英語だと「あの客」のくだりが分からない。
本国の言葉でも分からないネタがあるのだから日本語で分かりにくいのは誤訳!というのはちょっと違うと思う。
ちなみに韓国語だと両方分かるらしいがヴィシャップがハングル3文字で表記されてるから逆読みが楽なのと
「あの客」に人格的な意味合いが含まれてないという事情もあるらしい(詳しくは知らない)
誤訳の修正とは別で、既存翻訳が変更されたと思われるパターンが増えてきたので、「翻訳の変更」の項を作ってまとめました。
夜蘭の痛がっちゃ嫌よって誤訳なの?英文中文と特に意味違わない気がしたけど
中国語さっぱりなんでこのページの翻訳参考にしたけど、日本語版だと痛がることそのものを咎めるような感じで英中だと騒がないで静かにしているのなら痛がっても平気…みたいな感じじゃないかな?
そう言われるとそうなんだけど、どの言語でもただ「痛いからってうるさく騒がないでね」って言ってるだけだと思ったんだよね。痛がるが「痛いと思う」という意味ではなく「痛みを態度に出す」って意味なので
枝としては痛みの表現として声を上げる以外にも顔を歪めるとかその場所を押さえるとか酷ければ悶絶するとか色々あると思ったのでそっちかなと思った(悶絶はそれはそれでクレーム来そうだけど)。ただ確かに誤訳ってほどではないかもしれないね…
敵が痛がるでまず連想されるのは声をあげて痛がる方だろうと解釈すると、これは他の全然意味が違う系の誤訳と異なり意味の同じ訳だと思うので消させてもらいます。どうしても誤訳と言われたら戻すか差異の方に書きますね。あと今気づきましたが、quietryはquietlyの間違いですかね
元素スキルのセリフ3つは一続きになっており、中英とも「自分たちが悪いことをしたから捕縛されて痛い目を見ただけなのにぎゃあぎゃあ騒ぐな」という意味になってますが、それを日本語の「かかれ、捕まえた、痛がっちゃ嫌よ」から感じ取れるかどうかですね。
「翻訳による差異」が長くなってきていたので欄を2カテゴリに分割し文化的な側面を含むか含まないかで分けました。文化的な側面を含まない方の名前が上手く決まらなかったのでどなたか良い名前がありましたら付けていただけますと幸いです。
翻訳による差異に一件提案したいです。スメールの以来任務「千零一杯のコーヒー」は漢数字が中国語表記となっており、1,001か千一とすべきと考えます。今まで見たとき???でした。さっき気付きました。
以下日本の漢字表記となりますが任務名は「アラビアンナイト(中国語版だと:一千零一夜)」のパロディで中国語版の任務名も「一千零一杯珈琲」で英語も同様のパロディになっています。日本だとアラビアンナイトは「千夜一夜物語」と呼ばれることもあるので任務名と照らし合わせると千と一の場所を上手く配置した内容だと思います。
これは翻訳による差異の範疇超えた誤訳でいいと思うわ
漢数字としての意味が?なので解説しても良いと思うけど、明らかに千夜一夜物語を意識したタイトルなので翻訳としては工夫されている方かと
元ネタの一般的な表記である「千夜一夜物語」自体、日本語の数え方としては本来千一夜とすべきところをアラビア語の数え方そのままに「千夜と一夜」と表現してるので、もしかしたらそれも意識してるかも?
0になる桁に零をいれるのは中国の表記で日本では使われてないから誤訳に感じる。「千一夜(千夜一夜)物語」のパロディなら「千一杯」か「千杯一杯」が日本の数字表記だと自然だと思う。
千杯一杯に一票
アチーブメント「それはただの永遠の奴役!」も誤訳(というか直訳)であることに気づきました。千零一杯とあわせて追記してよろしいでしょうか?
いいよ
追記させていただきました。
元ネタが千夜一夜物語とは今知りました。ただ、英語版も1,001 Cups of Coffeeとなっているんですよね原題は"One Thousand and One Nights"と横文字なんで英語圏の人も気づきにくいと思います。逆にスペイン語やイタリア語は原題に即してました
これもそうですが、アチーブメントやストーリーに漢詩やガ◯ダムの元ネタがいろいろあるそうで(最近ではFF)、知らないことばかりでなんか元ネタ解説のページあると嬉しいですね
アチーブメントについてはこちらの考察総合に。
要素が多すぎるからキャラに関することはキャラページの小ネタに書いてあるよ。
誘導ありがとう。30個くらい追記しました。その後私より詳しいひとが地域してくれてるみたい。やっぱり考察に紛れてるから存在自体薄かったのかな?
突破宝石のテキスト変更は翻訳の変更内でも別にまとめといた方がいいかもね。過去には確か雷神も変わってたし、今後は炎神と氷神も変わるだろうし。
実装前のテキストだけど草も変わってるから雷以降は全部だね
ニィロウの豊穣の核の条件、七聖召喚の方だと「チームに水元素キャラと草元素キャラを含み、かつ他の元素キャラを含まない場合、金盃の豊穣を生成する」で格段にわかりやすくなってるんだな…
ナヴィアの放置ボイスで棘薔薇の会のロゴが心臓に見えるって言ってるけどこれはおそらくハートの誤訳だと思う(英文はheart)。ただ実際の棘薔薇の会のロゴは舵と錨に薔薇の蔓が這っているものでとてもハートにも心臓にも見えない。
英語版では "I do love Spina di Rosula's logo. It was designed by my mother. Have you noticed how it's shaped like a heart?" と言っているらしい。確かに heart だ。
中国語でも心臓って言ってるから誤訳じゃない
中国語を見た感じ「心臓のような形」って言ってるみたいだからそのまま心臓ではないけどハートと心臓なら大分心臓寄りだな。錨で分けられてる部分を右心房左心房みたいに見てるのかもしれんが‥
補足(Google先生による翻訳) 臓器としての心臓:心臓 ハートマーク:心形标记 ナヴィアのセリフはどの言語でもハートマークニュアンスは含まれてないですね。
英語ってハートと心臓の区別明確にはしてないよね?英語ベースに考えて心臓を当ててるのかな?
「ディオナの種族」と「純潔な人形」のところ少し変更しました。ディオナ:放送禁止用語→差別語(差別語なので放送禁止用語になった)、純潔な人形:“あまりに気持ち悪い発言~”→マイルドな表現に+純潔の意味を追加
誤訳に世界任務「仙人遊荘」に関するものを追加しました。
「孤帆幽影」の敗れた日誌で出てくる
「フォンテーヌの各々が、責務を全うすることを期待している(Fontaine Expects That Everyone Will Do Their Duty)」は、
「英国は各員がその義務を尽くすことを期待する(England expects that every man will do his duty)」を明らかに元ネタにしていることから、
「フォンテーヌは各員がその義務を尽くすことを期待する」が適切な訳だと思われます。(expectsやconfidesが状態の継続を表す動詞なので「期待している」の方がやや適切かもしれませんが、目的語の不一致の方が遥かに大きな問題かなと)
船を指す代名詞herも「彼女」と訳されていますが、ローカライズを踏まえると「あの子」「船」程度に訳すのが適切だったかなーと
今更だけど"デート"イベントも誤訳なのでは?じゃあ何が妥当かって言われると難しいけどキャラクタークエストってほうが自然な気がする。
伝説任務が気になる。キャラ外伝みたいなことを言いたいんだと思うけど
中国語だと邀约事件(招待イベント)、英語だとHangout Event(同行イベント)だね
デートみたいな雰囲気が無いわけでも無いから意訳として捉えられる範囲かな
システムがギャルゲー風だから最初の方は意識してたと思うんだよな。
セノ伝説2章の「妹」は「传给妹妹了」を誤訳したもの。親しい年下の女性に対する言葉。おそらくコレイを指している
大マッハマシンは誤訳になるのかね。【教令院の学者たちを監督する「大風紀官」。クシャレワー学院が作った『大風機関』よりも効率よく仕事をこなす。】(セノの紹介文)の訳としては日本語も頑張ってる方だと思うけど…
ジョークが翻訳しにくいのはよくあることだからそれを誤訳とするのはな…
訳が間違っているという意味での誤訳では自分もないと思うんだけど、日本語としては正しい訳だがパロディ再現ができてないという理由でノエルガンダムのやつが誤訳として載ってるならジョークを成立させるために生まれたマッハマシンというよくわからない単語(ググって出ないからこれ造語だよね?)も誤訳としていいんじゃないかと思うんよ。載せるならセノのページではと言われればそうかも
実際のゲーム中は大風紀官じゃなくて大マハマトラって肩書になったからジョークのほうも大風機関から変える必要が出て、大マハマまで一致してる大マッハマシンはむしろ翻訳頑張ってるほうだと思う。
自分もそう思う、少なくとも「誤」ではない。というか見てて思ったけど、ニィロウ天賦とかもただ理解しづらい言い回しかなってだけで誤ってはないのに誤訳にされてるんだね
序盤も序盤に似たような話題出てたっぽいけど変えずにそのまま来ちゃったっぽいね。概要には一応原文とニュアンスの異なるものも対象だと書いてあるけど(当時からいたんだがメニューバーリンクかページ名自体が翻訳ネタだった時期があったように思う)
今変えるなら「誤訳・翻訳ネタ」とかかしら
「グザヴィエ」が追加されていましたが、明らかな誤りのため削除しました。フランス語ではXavierは「グザヴィエ」と読み、実在の人物では例えばしばしば元ネタではないかと挙げられる映画監督のグザヴィエ・ドランが挙げられます。項目を追加するのは自由ですが、掲載するからにはきちんと調べてからにしてください。
スカーレットキング→キングデシェレトの変更についての考察を少し前の雑談掲示板で見かけたので反映しておきました。
頭を覗くなは別に誤訳ではなくない?
自分も語訳ではないと思う。詳しい会話の流れは見返さないと分からないけど直前にナヒーダが考えを探る類の台詞があったはず。
頭の中を覗く...の方が一般的な言い回しだから追加した人が勘違いしたのかもしれない。消した
似たような話題いくつか出てるけど、Ver.3.3の児姿優風(中文:優風傾姿)も誤訳というより翻訳による差違って気がする。元ネタが日本の古典に書かれた『児姿幽(遊)風』という言葉なので、日本語版は原典に近く、中国語版は中国人によりイメージしやすいよう傾奇者を思わせる「傾」を使ってるのだと思う。
少なくとも「傾姿優風と訳すのが正しい」とまでは言えないかと
移動しました
花神誕祭3日目でセトスが放浪者に言う「今回の打ち上げは半分君のためのものだってね。」ってちょっと怪しい翻訳だと思う。英語で直訳すると「君の貢献は彼ら(歴史批評と政治研究の学者)が祝う理由の半分」。崩して言うと「今回のお祝いは半分君のおかげみたいなもんだよ。」が正しいのでは?
意訳の範疇だと思います。日本語訳者が、学者のみんなが来て欲しいと思っていることを強調するために「君のため」にしたのではないかと個人的には思いました。理由はどうであれこの程度であればまったく不自然ではないと思われます。
それで放浪者のために打ち上げが行われているかのような文章になってしまったら元も子もないのでは?それにセトスは学院に関係ない立場だから「学者のみんなが来て欲しいと思ってる」という事を強調できる立場ではないと思う。これに関わらず花神誕祭の翻訳は怪しい部分多いし
ヌヴィレットたち元素七龍と、そのさらに上位の存在(?)らしいニーベルンゲンがどっちも「龍王」って訳されてるのは誤訳なんでしょうか。英語版だと前者はDragon Sovereign、後者はDragon Kingで区別されてるっぽいし…
現状では判断材料が少ないので判断不可かな…
スキュラもDragon Kingになってる。七龍は龍王、Dragon Kingは「龍王」と、後者だけ鍵括弧つきにして差をつけて表現されてる。となると、ニーベが実は七龍時代はペーペーで、親分たちの敗北に奮起して闇の外海まで行った若頭的な存在、という可能性も考えられる。そうだったとするとアペプがニーベに敬語を使ってるのも誤訳かも
雑談板で話題に出して思ったけど、ライノ竜って誤訳に当たるのかな?日本語だとあたかもクビナガライノと近縁に見えるけど、他の国だとそういうニュアンスは全く見当たらない。おそらく二本角だからライノ=サイもやや不適切。他の竜と同じく、英語版準拠でタタンカ竜と訳すべきだったと思うけどどうだろう。
ついでに言うと、サウリアンサキュレントも他の国では「竜の手に似た植物」っていうニュアンスがあるけど日本は「手」の部分が抜け落ちてる。たぶんコチレドンっていう南アの多肉植物(熊の手、Bear's Pawが異称)が元ネタなんだけど、これを汲み取れてないように思う。