自転車道場

フレームの精度と適正サイズ / 65

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ディープインパクト 2024/09/10 (火) 10:55:12

 abbuさん
自転車の屋台骨となるフレームの溶接は、安全上とても重要な役割を担っていると思います。
「溶接?硬い金属同士がくっついているんだから頑丈でしょ?」と思いたくなりますが、実際はそうではありません。
下手な人が溶接すると、溶けた溶接棒が母材の上に乗っかっているだけということが多々あります(溶け込み不良、オーバーラップ等)。
一見、表面が平滑で上手に溶接されているように見えますが、ただ溶けた棒材がたらーっと母材を伝っているだけです。

こういった場合、衝撃や荷重を加えると簡単に破断します。溶接部が剥がれるようなイメージです。フレームが破断すれば重大な事故に繋がる恐れがあります。

フレームの出来/不出来は寸法精度はもちろんのこと、溶接も重要な要素ではないでしょうか。
(寸法精度というのも測定が難しそうですね。特に幾何公差は三次元測定機などがない厳しいような)

私は、これだと気に入って買ったフレームが雑に作られていたら嫌な気持ちになります。
SURLYがまさにこれで、その未熟な企業姿勢も含めて熱が冷めました。

自動/半自動溶接の製品ならば抜き取り検査でもOKだと思いますが、手動で溶接している製品ならば全数、全線検査すべきだと思います。検査員でなくとも作業者自身が作業後にチェックすべきです。作ったはいいけどちゃんと出来てるかはわからない、では困ります。

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