鶏 泰造さん
へー、マビックのフリーって、こんな仕掛けなんですか。外側のリングがバネで押されて内側のリングに噛み合って、駆動方向にだけひっかかる歯形になっているんですね。
となるとフリーになる際には外周部のスプラインで摺動するから、なおさら重いグリスとは相性が悪そうですね。それにフリー状態のときは、音が鳴ると言ってもバネの荷重以上に力は出ませんから、油膜が乗ってさえいれば、金属同士が接触するということはないんじゃないかしら。
2020/2/10 19:40 [191-36277]
YoungWayさん
鶏 泰造さん:
> へー、マビックのフリーって、こんな仕掛けなんですか。外側のリングがバネで押されて内側のリングに噛み合って、駆動方向にだけひっかかる歯形になっているんですね。
Ksyrium PRO USTは、この形式(ID360)になってますね。DTのスターラチェットとよく似ています。
Ksyrium Elite USTは、従来の2本爪のフリー(FTS-L)のままです。
それで、Mavic純正の潤滑剤としては、FTS-Lはミネラルオイル、ID360はメンテナンスグリス(1.5gしか入っていない)が指定されています。
ので、指定の潤滑剤の粘度だけで言うとID360のほうが固いことになっています。
FTS-Lの爪のバネはかなり弱いので、やったことはないですが、ここにグリスを使うと爪が起きにくくなるだろうという気はします。
では、爪起こし式のフリーがすべてそうなのかというと、VittoriaのELUSION NEROのフリーに試しにAZウレアグリスをつめてみたことがありますが、これは5000Kmくらいはなんともなかったのでケースバイケースではないでしょうか。
体感ではID360はFTS-Lより潤滑剤が抜けるのがはやいようですので、ここにオイルを使うとメンテナンス間隔が短くなりすぎると思います。
2020/2/10 20:41 [191-36278]
鶏 泰造さん
YoungWayさん
ご教授ありがとうございます。
同じメーカーでもタイプ別に潤滑油が違うということは、それなりに理由があるんでしょうねぇ。
こりゃいよいよ昔の知識じゃ太刀打ちできなくなってきたな(^_^;)。
2020/2/10 20:52 [191-36279]