うーむ。。。さん
>BB周りの剛性が高いのはやっぱりいいですよね…!
本当にそう思いますか?
競技者、特に頂点を目指して頑張る人には良いと思いますが、
私のようなメタボなおっさんには、剛性過多は百害あって一利くらいに感じます。
一利というのは、踏んだ力を受け止め、推進力に変えてくれるあの感覚です。それは分かります。
でも、体が出来てないとその一瞬だけでおしまい、そのしわ寄せが疲れなって返ってきます。年を取るにつれ負担が多くなりますし、まだ上位で競うレベルに体が出来上がってない殆どのサイクリストにとっては今の剛性の高いフレームは負担が高いのかなと感じます。
剛性がないのはダメですが、いま世間一般で言われている高剛性のフレームは、正に剛性過多と思います。積極的に「乗り心地がよい」という観点を取り入れるべきかと思います。
私自身ハイエンドフレームや80mmリムのホイールを揃え「IYH!」とやってみましたのであの感覚は忘れがたいのですが、でも結局は鉄車に戻ってきます。同じ高剛性と言ってもカーボンの高剛性はライダーにむち打つ感じがありますが、鉄の高剛性はそんなにとんがった堅さではなく、疲れ果てて倒れそうになっても足下から励ましてくれるような優しさを感じます。同様にカーボン内でもきつい堅さと優しい堅さはありますが。
間違って高剛性のカーボンフレームからロードバイクに入った友人たちは、あまり長続きしていない気もします。
なので私はあまり高剛性のフレームはお勧めしません。頂点を目指すような人ではないとかネットで質問するレベルであれば、剛性はこだわらない方がよい、と思うのですが、如何でしょうか?
頂点を目指す!何が何でも勝ちたい!という場合には私には分からない世界ですので、そういうのは対象外です。
2018/5/16 01:33 [191-30227]
Austerlitzさん
うーむ。。。さん
>>BB周りの剛性が高いのはやっぱりいいですよね…!
>本当にそう思いますか?
はい、本当にそう思っています。
仰っていることのある程度は理解できていると思います。僕も、現在市販されている『高剛性フレーム』のほとんどが剛性過多、過剰だと思います。剛性高い=硬い=速いって、そんな単純じゃないだろうとも思っています。粘り、しなりなど、考慮すべきファクターはほかにもたくさんあるだろうと。
僕自身がフレームに求めるのはまずサイズ(ジオメトリ)、それから精度、乗り心地、バネ感、しなり、そのあとに剛性、くらいの順番です。
それでもBB周りの剛性は高いほうがいいと思っています。よりしっかりと書くと、「過剛性でない範囲で、剛性高いほうがいい」です。
僕もクロモリ(CRN→Viper)乗っていますが、(実際はどうかわかりませんが感覚的に)DURA9000のクランク入れてしまうと、フレームがクランク剛性に負けている感があります(CRNでは顕著)。
なので、9000クランクに負けない程度のBB剛性はフレームに求めたいです。
剛性過多は、フレームだけでなく、コンポーネント、ホイールにも及んでいると思います。
個人的には剛性よりも(過剰な軽量化よりも)トータルバランスのほうを大事にしたいです。
>なので私はあまり高剛性のフレームはお勧めしません。頂点を目指すような人ではないとかネットで質問するレベルであれば、剛性はこだわらない方がよい、と思うのですが、如何でしょうか?
>積極的に「乗り心地がよい」という観点を取り入れるべきかと思います
同意です。剛性だけを基準にバイクを選ぶとあまりいい結果にならないように思います。
鉄とカーボンバイクの違いに関しては、カーボンバイクで長い距離を乗っていないのでコメントできませんが。
ただ、Wilierのように剛性と乗り心地(快適性)を両立したバイクもあるので、剛性と快適性がトレードオフなわけでもないのは留意しておいたほうがいいかと思います。
2018/5/16 13:14 [191-30233]