skogenさん
フロントディレーラーをインナーの位置して、チェーンを内側に落とし、BBシェルに掛ければ、クランクをフリーにできるんですね。知らなかった。
で、回してみました。。。。ぎりぎり5回転。
道場基準値に達してません。
乗ってる自転車はPF30のフレームに、樹脂製のSRAMのアダプタを介してシマノのBBと105のクランクが付いてます。BBをねじ込んだアダプタを圧入し、アダプタがBBを強く締め付ける構造になっているため、ネジを回してBBだけを外すことはできないようです。
比較のために、M-709のTiagraのBB-4600とクランクでも試しました。7回転でした。
クランクを手で回すとPF30 105との差がはっきり分かります。Tiagraの方はヌルヌル・ヌメヌメした回転の良さを感じますが、ベアリングの鋼球のゴリゴリを少し感じます。少し締め込み過ぎでしょうか。調整すればスルスルにできそうな気がします。
一方のPF30 105の方はゴリゴリは感じませんが、全体に渋く、ベアリングがキッチリぎゅーっと締め付けられているのが分かります。残念ながらこっちは調整しようがありません。
PF30 105は、異音が出たら考えようって思ってましたが、私の膝やくるぶしもだいぶ滑らかになってきたので、BBもの整備も考えないといけませんね。まずは、BBを着脱できる、ネジ式のアダプタにすることでしょうか?スギノとかのアダプタなんかだと良いのかな。
M-709のBB-4600の整備やりました。
当初の7回転というのは間違いで、5回転ちょいぐらいです。夜だったので良く見えてなかった。肉眼は正確じゃ無いので、以降、iPhoneのスローモードで撮影したビデオで回転数を確認することにしました。
まず、当初のヌルヌル感はシマノの例の蛍光色みたいな粘り気があるグリスの感触でした。はみ出たグリスをできるだけ拭き取り、そこにAZウレアグリスをひたすら擦り込み、ベアリングをぐるぐる回します。これだけでぐっと感触が良くなり、8回転ぐらいになりました。
機構的にはBBを締め込んだ軸力がそのままベアリングを押す訳では無いようですが、締め込む時にBBが変形するせいか、強く締め込むと回転の感触が変わりますね。
BB工具はBikehand製で片側開きのもの。確かにダメですね。BB側のひっかける部分がちょっとずつ潰れます。
所要時間10分と書かれていたので、昼食前にちょいちょいっとやって試し乗りって思ったら、90分ぐらい掛かりました。そりゃ、初心者が初めてやる作業ですからねぇ、90分で第一ステップが終わったのは上出来って事にします。
食べポタを兼ねて15kmほどできるだけ高ケイデンスで走り、再度クランクを外して、BBは外さずそのままで余計なグリスを拭き取り、もう一度、グリスを擦り込んで、クランクを回して、拭き取り。
しかし、BBの回転の感触とグリスをきちんと確認したかったので、もう一度、BBを外して作業することにしました。ハブの時もそうでしたが、指先でベアリングの回転の感触を感じるのが一番ですね。グリスを擦りこむこと3回ぐらいで、だいぶスルスルになりました。指先だとスルスルになっていくのが良く分かります。第二ステップの所要時間は約2時間です。
以上、めでたく10回転半になりました。
フリーになった状態のクランクの感触は5回転の時と10回転の時でははっきり違いますね。押すとクランクがするっと回ります。
乗った感じではペダリングが滑らかになった、気がします。^^;
たぶん、踏み込む時じゃ無くて、6時を回った辺りの、フラペではトルクが掛かっていないところの感触が違う、ような気がします。^^;;;
ちなみに、走った後の回転数は9回に落ちてしまいました。ハブの時も、グリスが多いとはみ出したグリスが邪魔して、走行後に回転時間が減ってしまう事がありました。しばらく乗って、ちゃんとしたBB工具を調達してから、改めて整備することにします。
さて、こうなると気になるのはPF30の105 BBです。こちらもクランクを外して、グリスを擦り込めば感触が少しは良くなるかも知れませんね。でも、たぶん、BBのベアリングがアダプタで強く締め付けられているのが回転が悪い理由だと思うので、どんなに頑張っても10回転は無理かな。