鶏 泰造さんの書かれていることは、その通りで、ねじを回すのはメガネレンチがベストなのは常識ですけど、それは自動車整備のようにガチガチにねじを締める場合の話で自転車の整備では「力の入れすぎが悪い結果を招く」ことが多く、メガネレンチで回さなければ困る場所はありません。
僕は自転車整備ではメガネレンチは、ほとんど使いません。
自転車整備が自動車やオートバイなどと根本的に違うのは走行抵抗を最大限減らすための、ねじの最少限締め付けトルクを見極める点です。自転車の場合、工具を使わず手で回すのがベストの箇所もあります。そういうことを知らない人たちが自動車やオートバイと同じようにガチガチに締め込んだ自転車が「重くて走らない」のは、皆さん経験されていることと思います。
ゆるすぎると外れるし締めすぎると重くなる、最適地を見つけるには、かなりの修行と経験が必要です。自転車整備が難しいのは微分のように最適解が1点に絞られることです。メガネレンチは締めすぎてしまうので自転車整備にはあまり向いていないと思います。
逆に重宝するのがモンキレンチです。僕が最初に書いたように後輪タイヤ交換だけなら、+2ドライバとモンキレンチがあれば、できます。但し後ろハブ軸ナットは15mmのメガネレンチを使った方が楽。僕はモンキーの向きは気にしなくても、使ってれば逆はやりにくいのでわかってくると思います。
自転車で一番よく使う工具は六角レンチ(アーレンキー)4/5/6mm。スポーツバイクではナットを回すことはあまりありません。
ぎゃくぱんださん確実にスキルアップしていってますから自信もってください。
自転車整備はボロでふくとこから始まります。時間かけて丁寧に!
「だめな中古ロードの灰をとって」シンデレラが出現するのをお楽しみに。
手とかケガしないように気をつけてね。