自転車道場

ママチャリの整備 / 25

326 コメント
views
4 フォロー
25
ディープインパクト 2024/07/21 (日) 23:36:15 >> 4

skogenさん
画像1
新年早々、M-709のホイールを再調整しました。

これまでスポークテンションが高すぎたせいか、乗り心地が悪く、それを改善するのが目的です。
J資金(って何だ?)が怪しくなってきたので、今年は余計なお金を使わず、整備で自分の感性に合った自転車を目指すのを目標にしようかと。

ニップルを全体をゆるゆるに緩めて、そこから再度、張って行きました。
スポークを押したりニギニギした感覚、テンションメータも使って、ばらつきを判断。最初に戻ってはまた張る、というのを4回繰り返し、最終的に振れはほぼ満足が行くぐらいに取ることができました。

前回よりも振れは小さく、満足度が高い結果となりました。テンションが低いとリムが変形しないせいか、振れは取りやすいみたい。メータの読みでばらつきは±4%だったので工業的には合格だと思います。メータの読みの絶対値が正しいとすればスポークテンションは40kgfより少し大きい程度です。調整前は70kgfでしたから、6割ぐらいに緩めたことになります。それでもM-709のオリジナルのホイールよりはやや張っていると思います。

さて、試乗。タイヤと空気圧は変えず、シュワルベのDuranoで28mm幅、4barです。

結果、乗り心地はだいぶ良くなりました。どう良くなったかというと、細かなトゲトゲとした振動が減りました。R-501からRS21に履き替えた時に似た印象です。荒れがあるアスファルト、インターロックングの歩道、石畳で感じるカッカッという刺さるような衝撃が減った感じ。たぶん、リム、スポーク、ハブ、そしてフレームへと音速で伝わってくる振動が、最初のスポークのところで減衰するんじゃ無いかと考えています。(ゆるい楽器の弦の共振周波数が下がり、鳴り難くなるのと同じ?)

一方、大きめのゴトンゴトンという振動は減りませんでした。こちらはタイヤのサイズや空気圧の調整で吸収できるんでしょうが、その分、走行抵抗が増えるだろうと思います。なので、そっちは調整しません。

費用ゼロで1万円のホイールが3万円のホイールに変身、今年は幸先良いスタートと相成りました。^^
テンションは図の通り細かくばらついてますが、精度が良いリムになると、もっと素直で小さなばらつきになるだろうと思います。R390が欲しい。。。次はM資金か(そういうのは無い ^^;)。

通報 ...