セリーノさん
ドラマスキーさん こんばんは。
ペダルの漕ぎ方ではありませんが、楽に登れる方法をば。
つい最近ですが、発送したい荷物があり、自分の自転車にはキャリアが付いてないので
相方のママチャリを借りた時の話です。
相方はベタ足着かないとダメなタイプでサドルをかなり低くしてるのですが、それに対して
ハンドルの高さを下げてないので、腕が直角に近くなります。
走ってみるとすフラフラしてすごく乗り辛いのです。
引手も使い辛いので坂道もしんどいのなんの。
で、帰って来てからこっそり調整しました。
相方の身長はほぼ一緒なので、サドルに跨った状態で直立し、怒り肩の状態で腕を
真っ直ぐピンと伸ばした状態で、握れる高さまでハンドルを下げました。
これで肩の力を抜くと、丁度腕に余裕が生まれます。
次の日、相方がこう言ってました。
「自転車、なんか変えた? すごいスピード出るんやけど、坂もほんま楽やし。」
全然違うのに判らんか?と思いましたが、街行くママチャリ乗りのオバちゃんを見ても
購入した吊るしの状態のままで、販売店も購入者もハンドルの高さには無頓着の様です。
2015/4/1 00:43 [191-16638]
skogenさん
体力が無い人という事で書き込みします。
300mとか500mとかの山(丘?)に登っているのですが、2ヶ月ぐらい前は出力130Wだったのが、最近は170Wと少し出力が上がりました。以前は心拍数もかなり上がり、へろへろになりながらの限界に近い登坂でしたが、このところやや余裕を残して登り切れてます。(パワーの計算は暗峠のスレッドを御覧ください)
この間、界王拳をかじってスカウター値を上げた訳でも無いので、単に無駄な力が抜け、そのエネルギーが進む方に回ったってことだと思います。
箱根駅伝の往路山登りで、宮ノ下交差点から小涌園前まで、高度差200mを9分ぐらいで選手たちは走り抜きますが、体重55kgの選手だと200Wぐらいのパワーで登っていることになります。これに走ること(体を前に進めること)に必要なパワーを150Wとして単純に足すと、登坂時のパワーは350Wぐらいでしょうか。すごいですね。
長距離選手の心肺能力は極めて高いですが、それにも増してロス無しで走るフォームが素晴らしい。ストライド走法を採るオリンピッククラスの選手の走りを間近で見ると、滑るように走って行きますもんね。全身でスピードを維持して、ブレーキは全く掛かってないように見えます。
スポーツの動きを筋電計で計測すると、熟達者はそうで無い人に比べると、必要な筋肉以外には力が入って無いそうです。なんかそういう事なんですよね、鍛錬による無駄のない動きって。大脳で理解して、小脳に覚えこませる。言い方を変えると、頭で分かっても、なかなかできないという事でもありますが。
本題のママチャリのペダリングについて言えば、三角乗りから始めて50年ぐらい自転車に乗っているのに、乗り方によってこれほど疲れ方が変わる事に気づいたのはロードバイクに出会ったからだと思います。ママチャリでは分からなかった事で、ビギナー向けのロードバイクではありますが、この出会いが無ければ一生気づかなかったでしょうね。
さらに話を広げるようで恐縮ですが、勉強も仕事も余計な動きやエネルギーを省き、力をうまく集中させないと疲れるばっかりですよね。そういう事々を気づかせてくれた自転車に感謝してます。自転車って一見単純なのに深いなぁ。
2015/4/1 20:49 [191-16652]