ディープインパクト
deepimpact
2024/08/05 (月) 14:07:14
自転車の整備が自動車やオートバイ整備と根本的に違うのは実用上問題がない位置まで「ねじを緩める」のが基本。言い方を変えると「必要最小限の力で締める」時には工具を使うと締まりすぎるので手で締めるだけの場所もあります。
自動車やオートバイ整備をしていた人はねじはとにかく締めまくる、マニュアルに記載されているトルク以上で締めれば終わり、そういうのが整備だと思っているので、そういう人たちが整備した自転車は回転が重く、とても乗れたものではありません。自転車屋レベルの整備もほとんどがこれです。
自転車整備のねじを締める力というのは微分のように最適解は1点しかなく、これをみつけるのは、なかなか至難の技です。ただ馬鹿チカラで締めとけばいいみたいな自動車やオートバイ的整備では100%性能を発揮する自転車は永久にできません。
空気圧についても同じでタイヤに記載されている空気圧まで入れとけば終わりみたいな整備は、ねじはとにかく馬鹿チカラでマニュアル記載トルク以上に締め込んどけば終わりと同じで、そういうのは3流アホ整備といいます。
自転車整備は実用上問題ないレベルで、どこまでねじを緩めることが出来るかが命です、そういうのを見極めるのは経験しかありません。場数踏みましょう。
キケボウズさんのステムは今までとは全く違う回転で自転車ってこんなに楽だったんだという新たな世界を見せてくれます。期待して乗ってください。
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