僕のプルミーノは10年超えていますが快調です。身長150cmの女性がたまに乗るのでサドルだけワンタッチで上下できるようにしています。あとサドルについては、どんなサドルを使ってもお尻痛いと苦情を言われるので、最終サドル、ミラノをつけています。今までミラノでお尻痛いと言われたことはなく、文字通り、このサドルは最終手段です。現在廃盤、3個持っていたのですがお尻痛いというおばちゃんたちに譲って、もう手持ちがないです。(復活して欲しい)
身長の違う方と共用する場合、サドルは煩雑に上下します。その時に重要なのはシートポストの強度。ミニベロは普通の自転車に比べて長いシートポストを使用し露出部分も長くなります。てこの原理で長い部分には相当な荷重がかかります。カーボンは通常使用でも割れてきますがミニベロで煩雑に上下して締めてゆるめてを繰り返すと、いつか割れてお尻に刺さるみたいなことが予想できます。そのような事態を予想して乗ってるならケガもしないでしょうが、もし何も考えてない人が突然サドルが下に落っこちて、なかった時に驚いてケガするかもしれません。
ここはロードやクロスより、もっと強度の高いシートポストが求められる箇所です。
僕のシートポストはGIOSと入っていますがプルミーノのものではなく、もっと強度の高いものに交換しています。当初部品で残っているのはハンドルとステムだけです。ここもいろいろな部品に交換し(アヘッド化など)実験しましたが、この最初からのものが一番座りがよく安定していました。あえて交換する必要なしと判断しました。
上の書き込みでひとつ忘れていました。サイドスタンドを交換しています。当初ついているのは重くて、サイドスタンド交換で300gくらい軽量化できました。
プルミーノは最初フロントシングルですがフレームにはダブル化用のワイヤー受けが溶接されています。これをみたら、ダブル化しない手はないと思い、いろいろな部品で騒動系を交換して実験した結果、ティアグラ4500が一番相性がよかったので変速騒動系は4500で統一しています。アルテ、105は硬すぎてプルミーノのフレームと波動が合わなかったです。プルミーノは街道もがきで、どれだけがんばっても時速50kmが限界、つまり時速50kmから先に生きてくるような部品は合わない。3本ローラーで1000mTTやってみればよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=f_6dvOwWUZs&feature=youtu.be
それとミニベロは地上高が低いのでMTB系部品にすると地面に当たる可能性が高くなり、後ろはSSのRDにしました。アリビオなど使うとチェーンが動いた時に土にこすったり、RDそのものが泥に埋まったり、走りにくいです。4500SSRDのMAXは27ですが前34×後27でタイヤが小さいので十分坂は登れます。チェーンラインもティアグラが一番ピッタシ出て芸術的な変速できました。5700も6700も外側出過ぎてイマイチしっくりいかなくて、9000デュラはリア11速化しないと合わない感じで断念。ホイールはハブ4600ティアグラ、リムR390 スポーク星32本組で乗り心地よく軽いです。プルミーノで3本ローラーTT挑戦するようになり、タイヤ周りをもう一度点検し、DUROとパナRARを現在は使っています。今市場にある部品では、これがベストな組合わせです。
パナのタイヤは耐久性が落ちるのと滑るので転倒しやすいのが欠点、ミニッツで転倒した人、何人か知っていますが、あのグリップならこけるやろと当然と思います。僕はケガしたくないのでパナのミニッツは買いません。チューブもパナは選びたくないのですがRAR一度使うと、他のチューブに買えると鉄下駄になるので、パンクするまで使おうと、すでに1年以上経過。
451のチューブはRARがベストだという結論になりました。ただしタイヤミニッツ使った場合はダメかもしれません。DUROは強いのでチューブの薄さをカバーできてる感じです。
僕のプルミーノは着せ替えいろいろしてきましたが、これで完成型かなと思ってます。かなり完成度高いと自負。変速レバーは510ディオーレ、これ以外は考えられないフィーリングなのでアブソリュートでも同じの使ってます。他のレバーも使って見たけど、これを超えるものはなかったです。シマノの技術のピークは510ディオーレ作ってた頃かもしれません。4500ティアグラもその頃作ってたし、あとは下る一方??
いろいろ着せ替えて比較してみれば部品の実力、性能、安全性がわかってきます。
特に3本1000mTTなどをやってみると誤魔化し効かないので、リアルに実感できます。
初心者の方と共用するような場合は初心者の方のスキルに合わせて安全に余裕を持って、くれぐれも最悪の事態で血だらけになることのないように作ってあげてください。がんばって!