自転車道場

サドル沼 / 69

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ディープインパクト 2024/08/14 (水) 12:07:36

Tihaaさん
尻痛 自分も以前に同じような経験をしました。
初めて乗ったスポーツバイクの感想がまさに
「こんな乗り物は人類が乗って良い物じゃない。尻が割れる」

サドルの高さはぴったしセオリー通りなのになんで?
詐欺? 詐欺なのかこれは?とか思いました。

自分の場合の主な原因は、5年以上まともに運動してなかった鈍りきった体でいきなり乗ろうとしたためでしたね。1キロ自転車で走っただけでバテて、ママチャリおばちゃんに抜かされる体で、カチカチサドルのスポーツバイクに乗れるわけがなかった。

で、体を鍛えるしかないって友だちに言われたんだけど、尻が割れそうで、そもそも鍛えるどころの話しじゃない。まずは最低限、尻が割れないようにしなきゃ乗れないじゃんっていう。

m07035さんも、もし同じような境遇でしたら次のステップを試してみてください。
1キロ走っただけでバテてた人間が、まともにスポーツバイクに乗れるようになるまでの、セルフ人体実験の記録です。

:ステップ1
『かっこよく乗るとか、速く走るとかは考えず、尻が痛くならない事を最優先に、ハードウェアを工夫してみる』
 
まずはサドルに装着するゲルパッドを装着、うわ、見た目すげえかっこ悪い! でも痛くなりにくい!
次にサドルを下げてみたり、上げてみたり、角度を変えてみたり、一番楽な場所を手探りで探す。

この時に、自分が見つけたポジションは、サドルを一般的なセオリーより極端に下げたガニ股ポジション。
これ絶対間違ってるんだろうなと思いつつ、尻が痛くならないポジションがこれしかなかった。
とりあえず、このかっこ悪い状態で尻痛がなくなるまで毎日乗りました。

:ステップ2
『サドルカバーを外して、サドルをセットアップし直してみる』
自分は一週間くらいでステップ1で尻痛がなくなりました。
そこで、サドルカバーなどを外して乗ってみると、あら不思議
「こんなの人類が乗って良い物じゃない」と思ってたのに前みたいな激痛がない。

ただそうなってくると今度は、がに股ポジションが非効率極まることに体が気づいてくる。
そこで、ペダルを自然に回しやすい位置がどこだろうかと、走りながらサドルを色々いじってたら、あら不思議 なんと、ほとんどセオリー通りの位置にきちゃうんですね、これが。

:ステップ3
『自分の尻に合いそうなサドルを探す』
乗ってるうちに自分の尻が求めてるサドルの形がなんとなくわかってくるんで
これだ! ってものをゲットしました。

でも最初からそのサドルに変えておけばよかった、とかは思ってません。
なぜかといえば、ある程度、自転車に体を慣らしていった結果、自分の尻に合いそうなのがわかったわけで、あんまり慣れてない内に、どんなサドルが尻に合いそうなのか選びようがなさそうだからです。

まとめ
尻痛は個々人の体の状態によっては、セオリー通りの設定だと余計に痛いこともある。
痛いときは無理せず、楽なサドルの取り付け位置を、自分で走りながら見つけると良い感じ。
最終的には、自分の尻に合うサドルを見つけて、取り付け位置を走りながら探してみる。

サドルの取り付け、取り外しは六角レンチ一本で誰でもできるので、とりあえずダメ元で色々変えて試してみるのをお勧めします。

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