自転車道場

サドル沼 / 38

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ディープインパクト 2024/08/02 (金) 16:40:51

 貧脚いわたさん
70年代あたりまで、レーパンのパッドはセーム皮でした。当時の技術では、現在のポリウレタンのような厚いものは作れなかったはずです。綿などのクッション材は、耐久性や偏りの問題で、使い物にならなかったと思います。
時代がセーム皮からポリウレタンに移行するときに、当時のユーザーが「セーム皮のパッドに似たポリウレタンのパッド」を求め、さらにセーム皮を知らない世代もその薄いパッドに馴染み、使い心地が大きく変わるのを嫌ったので、パッドは急激には厚くならなかったのだと思います。

ちなみに、世界トップレベルのロード選手は、好みのパッドに付け替えている人が多いようです。マルコ・パンターニなんかはパッドなしだったとか。

サドルの硬さのほうは、もっと難しい問題ではないかと思います。
柔らかいサドルだと、自転車の操縦が難しいと感じます。が、これは柔らかさの場所や向きや性質が間違っているからで、それらが適切な柔らかさなら操縦性を損なうことはないだろう、と私は想像しています。というのも、レーパンのパッドが厚くても操縦性が悪いとはあまり感じないのです。
そんなわけで私の選択は、クッション材一切なしの中華フルカーボンサドルです。

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