うーむ。。。さん
私にとっては全然問題ないですよ。私はST5600/6600/7800 に BR-5600は使ったこと無いですが、BR-7800⇒7900⇒9000と付けて使い続けて居ましたが、どちらかというとこの「旧タイプのSTIで新タイプのブレーキ」の組み合わせの方が好ましく感じてます。効きが強すぎると言うことは、逆にブラケットを持ってブレーキを掛けてもきちんと効かせやすいというメリットが有りますので、有り難いです。
効きが強すぎるとマズいというのも、結局はメーカーの想定と違う使い方だからかと思います。でないと、握力が強い人は使うなとかそういう話がでてきてもおかしくないが聞いたことないし。そりゃ不器用だと相対的にロックさせやすくなるので転倒しやすくなるでしょうし、それがメーカーの内規に触れるのでしょうかね。
一台だけこのイレギュラーな組み合わせを使うなら問題ないとは思いますが、まあ複数の自転車を使っている人は記憶の片隅に留めておいて損はないと思います。
ただ整備上、具体的な問題が出てくる場合もあります。
レバー比が変わり効きが強くなるということは、キャリパーの動きが小さくなることを意味します。従って、リムとシューの隙間が小さくなり、調整が難しくなる、調整が頻繁になるなどの副作用があります。ホイールの振れにもシビアになります。まあご自分できちんと整備するここの皆さんではどーってことない所です。
機械式ディスクブレーキはもうちょっとシビアです。私の場合、旅車のフレームを新しくしたときディスクブレーキ化し、ST-6600にキャリパーはBR-CX77(STIはST5700/6800/9000以降をサポート)を組み合わせたとき、パッドとローターのクリアランス調整が難しかったです。油圧式ならピストンシールのゴムでピストンが戻るので難しくないのですが、機械式だとバネで戻るので、シビアな調整が必要です。元々たしかクリアランスが0.2-0.4mmのところをさらに狭くするので。なのにパッド部には僅かにガタがあり、微妙な調整が難しい。
おまけに、ブレーキローターはかなり熱くなります。そうすると、熱の持ち方により走行中に歪みがでて、パッドと擦れることもあります。その音は意外と耳障り。結局、元々傷だらけだったこともあり、ST6600を昨年、いまさらのようにST6700にし、一旦解決しました。(10速なので) まあその微妙な調整も何度かやるうちにコツを掴んでST6600に戻しても大丈夫になりましたが、旅車だとあちこち運搬中に歪むことがある、フロントにバッグを付ける際ST6600の触覚が邪魔、という旅車ならではの理由でST6700に落ち着きました。