うーむ。。。さん
はちまきおうじさん
>アウターワイヤーの遊びを無くす為にカットしようと改めて観察してみましたが、インナーワイヤーを引くのでは無くアウターワイヤーを押してブレーキを作動させる為どうしても上手くいかないですね。
>インナーを引く場合には引き終わり?の様に限界が明らかにわかるのに対して、アウターワイヤーを押しての場合は力が逃げてしまい何処までも引けてしまう感じで上手くいきませんでした。
ケーブル引きのブレーキはアウターとインナーの相対的な動きであるのはジェイクルーレバーでもその他のブレーキでも変わりません。逃げる感覚がある場合には、どこかしら設定が甘い部分が有るはずです。
とはいえ確かに感覚としては分かります。先に「アウターが積極的に動く」という表現をした理由の一つがこれです。補助ブレーキレバーで特徴的にこれが発生するのは恐らくアウターケーブルが動いて曲率が変わるなどの影響で実効長が微細に変動するせいではないかと思います。そして、その影響を最小化するケーブリングが必要なところに難しさがあります。
「どこまでも引けてしまう」という表現がどのレベルか正確な所はわかりませんが、とはいえ私がその表現を読むと想定したものより大きく
・まだブレーキレバーやケーブルの設置に良くないところがある
・ジェイクルーレバーを動かすことによる実効ケーブル長の変動がより大きい設置をしている(最適でない動きをしている)
ことが予想され、私が時間をかけたのはそのトライアンドエラーが非常に面倒だったからです。調整中に5mm単位でアウターケーブルを切っていったらやっぱりケーブルが短くなりすぎた、で、新しいケーブルにすることもありましたし。
作業の手順を書いてみると
①,自分の体に自転車に備える部品(フレーム、ステム、ハンドルバー)を選定する。
②,メインとなるSTIレバーをきちんと設置する。ケーブルはまだ。
③,フロントバッグを設置する。
④,ジェイクルーレバーをすぐ握れ、かつフロントバッグと干渉しない場所に設置する
⑤,STIとジェイクルーレバーのアウターを設置し、インナーケーブルを通してブレーキがスムーズか確認する。
⑥,ジェイクルーレバーとSTIの配線が最適で無かった場合、最適でない理由を確認し、どちらかを調整する
最適になったら、今度は
⑦,ジェイクルーレバーとフレームのアウター受けのケーブルを配線する。
⑧,同様にスムーズな動きを確認する。
フロントとリアのケーブルが交差すると思いますが、その時次第でアウターが動いて干渉します。どうなっても問題ないように設置。
この段階で、フロントバッグとアウターが干渉してしまい、レバーの設置場所を変える必要が出てくるかも知れません。そうすると④に戻ってやりなおし。ハンドルを買い直した私は①からやり直し。
そこまできて、スムーズな動きにできれば、あとはブレーキキャリパー側のアウターの設置と確認です。以後、ジェイクルーレバーは関係ありません。
上記以外に、私の旅車では、リアのブレーキについてだけはジェイクルーレバーとフレームの間に、ブレーキ調整のためのインラインアジャスターを噛ませています。これもブレーキ的には余計なもので、フィーリング悪化方向に向かう原因です。
これを噛ませている理由は、リアキャリアを付けるとリアブレーキ周りが混雑し指やアーレンキーが届かず、ブレーキ調整するにはキャリアを外す必要があるためです。これも旅車ならではですから、あまり関係ないかも知れません。フロントはすぐキャリパに触れるのでインラインアジャスターを付けていません。
あと、ケーブルを短くするのは、あとのチューニングにした方がいいです。
いろいろ書いた通りデメリットが多い製品を工夫しながらメリットを活かして使う製品です。ケーブルの長さの最適化の重要度も通常より下がります。
今となって考えると長さの最適化は妥協して少し長めにした方がレバー周辺の窮屈さを緩和できたのかなと。
ここまで書いてジェイクルーレバーを調べてみましたが、Dixnaの固有名詞っぽいですね笑 以後は補助レバーということにします。