鶏 泰造さん
まあ、あんまり頭で考えすぎず、まずはしっかり走りこむことじゃないですか。
耳学問でいきなり理想が得られるなら、そんな楽なことはありませんからね(笑)。
走っていて、「お尻が痛い」とか「手首が痛い」という場合、それを避けるために変なフォームになることがありますから、そういうのは修正する必要はありますが、ロードバイクの走りに慣れておらず、体もできていない段階で、あんまり細かいことを考えながら走ってても、楽しくないと思いますけど(^^;。
むしろ気をつけたいのは、最初はあまり高ケイデンスを意識しないことだと思います。
体ができていないのに高ケイデンスで回そうとすると、不必要にギヤが軽くなって、引き足がすっぽ抜けるから引き手ともバランスせず、腕が引けないから肘が伸びてしまう、ということにもなりますのでね(いかにも初心者の人で、そうなっちゃってる人を時々見かけます)。
初心者にとっては、ケイデンス80でも十分、速いと思いますので、まずは80回転できれいに回すことを考えたらどうでしょうか? そうすると、そのうち体ができて来て、常用ケイデンスは自然に上がって来るはずです。同時に巡航速度も高まりますから、自然に体が低くなって、肘が楽に曲がるようになると思いますよ。
そういう過程の中で、クリートの位置も微調整していったらいいんじゃないでしょうか?
それから、クリップ&ストラップのメリットについて、ビンディングペダルがなかった頃からツイーリング車に使っていた立場から一言。ストラップを締めるか緩めるかは乗り手次第なので、シーンに応じて使い分けできるのがまず1点。煩雑な市街地を走るときには緩めて急な足つきに備え、長い登りを気合を入れて走るという場合には締めるといった具合に使い分けることができます。もう1点は、普通のスニーカーでも乗れること。特にプラットフォーム型のペダルと組み合わせると、プレートが食い込まないので、靴が長持ちします(巻き足はやりにくくなりますが)。
http://www.mkspedal.com/?q=ja/product/node/76
道場長、ご連絡遅くなりました。
工具は無事に到着しております。タイヤレバーもありがとうございました。鉄芯が入っているので、硬いタイヤでも安心して使えますね。
「おまけ」も楽しませていただきました。道場長の多彩さには脱帽です。
身体感覚を文字で表すのって、難しいですね。
私なんか不器用だから、個別の筋肉とか関節とか意識しちゃうと、ペダルがたちどころに四角く回り出します(^^;。
m07035さん、修行頑張ってくださいね。
目的は「気持ちよく楽しく走ること」であって、数字はあくまで「その結果」ですから。