skogenさん
数字だけの話ですが、40km/hで巡航するには250Wぐらいのエンジンが必要で、それだけの脚力(筋力と心肺能力)があるかどうかで決まると思います。私のエンジンでは無風、単独走行で40km/hは無理ですね。^^;
道場長が言われるフォーム・ペダリングの上手・下手は、250Wで済むのに400Wの力を無駄に使ってしまうようなケースだと思います。実際、短時間でも良いから400Wを出してスピードを出したいのに、懸命に漕いでる割には進まないって良くあります。結果、息が切れて減速。そういうパワーを無駄にせず集中できるキレ・技術を身に付けたいけど、難しい。。。
私もロードバイクだと20km/hでも空気抵抗を感じます。なので、完全に脱力して、ポワーンと走ると20km/hを切ってます。それぐらいで走るのが幸せな時も多いですね。
釣り好きジイさんが空気抵抗を感じる事ができるのは、自転車そのもののパワーロスが低い良い機材に乗っておられるからだと思います。
例えば、自転車の駆動系のパワーロスが20Wだと、20km/hの空気抵抗(25Wぐらい)を感じることができる。しかし、自転車のパワーロスが40Wになると25km/hの空気抵抗(50Wぐらい)でないと分からない、そういう事なのかなって思います。
じゃあ、重くて進まない自転車で練習すれば良いかというと、100Wのエンジンのパワーを自転車の駆動系のパワーロスで半分ぐらい使っちゃうと、楽しくないですよね。加えて、速度によってぐっと壁のように高くなる空気抵抗の中でロスを減らす練習ができない。苦労が身に付かないというか、練習の効率が悪い気がします。
一方で、200Wぐらいのパワーが普通に出せる人は走行抵抗が大きい自転車には乗ってないんですよね。空気抵抗の中でうまく走る練習を積み重ねて、自分のパワーを無駄にしない自転車とフォームで走っている。
自転車の経験値が高く、走力が高い人ほど走行抵抗に敏感な感じがします。