iyanさん
セリーノさん確かにそう書いてありますね。競輪用の自転車は道場長が詳しいので、出しゃばるつもりはありませんが、なんか釈然としませんね。
以前、職業で競輪の記者として、年間50日くらい競輪場の検車場にいました。しかし当時、自転車そのものには興味が無かったので、あまり詳しくは語れませんが。ペダルにトゥクリップが固定されているので、前輪とのクリアランスは一定です。彼らは検車場で、あの、重いギヤのピストバイクのハンドルを45度以上曲げて、超スローで直径2m以下でグルグル周ることも平気でやっていましたが、もし25mm重なるなら、トゥクリップの先端が前輪に当たるはずですよね。固定ギヤなので、位置の調整などできませんから。さすがに競輪選手でも前輪が接触すれば、コケます。しかし、実際にはそんなことが起こったことは見たことがありません。ちょっと不思議な記述ですね。
競輪の世界と、趣味の世界を同じに論ずることは無意味なことはわかっておりますが、過去のスレッドで話題になったケースで、プロの世界ではどうやっているか、参考になるかわかりませんが、少し。
競輪場での自転車の保管方法は、早朝練習から実際のレース開始までは、床に立てて置きます。理由は、整備したりするのにそのほうが手軽だからですが、レース終了から翌朝までは、全員が天井にあるフックにリムを引っ掛けて逆さに吊るします。出走全員分以上の天井フックが用意されています。タイヤが接触することを嫌っているからでしょう。
タイヤの空気はレース直前に入れます。コンプレッサーの気圧はたぶん、10kg/cm2でしょうか。車よりはるかに高圧に入れることが可能です。そして、レースが終了すれば抜きます。空気圧ゲージを持っている選手は見たことありません。確認は手ですから、実際何気圧入れているのかは知りませんし、どれだけ抜いているのかもわかりません。慣れているので、数秒で終わります。無駄な出費を抑えるために、必要のないときはタイヤに負担をかけない、ということでしょう。
ほかにも些細と思えることなどいろいろありますが、個人で楽しむには関係ないことが多いし、基本の知識が乏しいので、このへんで。