自転車道場

ハブの整備 / 147

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ディープインパクト 2024/10/27 (日) 20:21:51

ガタは出てはいけません、完全にとってください。ハブだけでなくヘッド、BBすべてガタは出てはいけません。ガタがなく最も軽い回転をさせるように整備します。自転車の整備は微分みたいに相反する事柄を詰めていって、どちらもが最高の性能を発揮できる1点目指して調整していきます。とても時間のかかる忍耐と気合いと精密さを要求される作業です。

>調整はコツなどあるのでしょうか?
大工さんにカンナのかけ方に調整とかコツはあるのでしょうか?と聞くようなもので、自分で修行を積んで会得していくしかありません。刀を研ぐのと同じで、これでいいと自分が思ったところで終わりです。何度もやり直しのできない部品もあり、その場合は一発勝負の真剣勝負になります。あと何度かやると壊れる部品もあります。壊れる部品は壊すとこまでやらないと、いつ壊れるかというのがわかりません(僕も限界知りたくて何個も壊しています)ハブは締め込みすぎて走り続けるとベアリングに傷がつきます。玉受けも摩耗して傷つきます。回転が重いというのは、どこかに負荷がかかっているということなので、そこが間違いなく傷みます。

>変速調整は本当に難しいですね・・・。
本当の奥義はもっと先にありますから、特に最近は型番違いの相性がからんでくるので、もう複雑怪奇。昨日もチェーンリングをいろいろ交換してFD調整5時間くらいやってたけど、アルテ、105、ティアグラのリングだけ交換しても大きく変わるので、もうシマノいいかげんにしてくれーと思う。実戦の場数踏んで経験積むしかありません。

一番大事なことは何もやっていない段階で「わかった」と思わないことです。
自転車は実際に走ってみるまで何もわかりません。

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