tukubamonさん
免疫学の世界は過去から、医学薬学界が莫大なお金と時間をかけて研究しています。ですが、現在はコントロールできるのはごくわずか、医学の限界はあります。免疫に限ったことではありませんが。
花粉症をはじめとしたアレルギー疾患には自然寛解というのがあります。何もしなくても10~20%くらいの人はある時に治ってしまうんですね。規則正しい生活をしたり、ヨーグルトを食べるだけで治ってしまう人もいれば、圧倒的多数の方は治らない。たまたま、治る時期が来ただけなのかもしれない。
医学的な統計上で有効な民間療法はありません。もし、そういう簡単な治療法で効果があるならとっくの昔に治療法として確立されています。ただ、規則正しい生活というのは全ての疾患において治療上必要なことです。高血圧なのに酒もタバコも好き放題、やめれば薬が必要無い人は多いでしょう。
減感作療法を上げたのは、確実な治療法は無いという事と、少しづつ暴露すれば身体が免疫を認識するということです。花粉症の人はシーズンが始まる前から薬を飲み、症状が軽く済めば幸い。それを何年も繰り返せば、ある時に自然寛解する可能性があるかも。あるいは減感作できているかも、ということです。
花粉症って若い人は多いけれど、高齢者になると少なくなりますね。昔は花粉症が無かったということはありません。同じアレルギーの仲間、喘息は昔は多かったけど、最近はものすごく減りました。そういう意味でも、加齢に伴い自然寛解する人が増えたからでしょう。私の周りの人も若い頃は花粉症で酷かったけど、最近は軽くなったという初老の人が多いです。
予防接種もレントゲンも個人の自由ですから、好きに決めて良いと思います。
一つ言えるのは日本の医療技術は世界一、そのおかげで世界一長寿国になったということです。