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自転車と健康 / 29

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ディープインパクト 2024/10/19 (土) 18:58:21

 tukubamonさん
花粉症で過去から評価されている治療法に「減感作療法」というのがあります。

アレルギー自体は、本来人間が備えている免疫反応ですので、乳児の時からあります。
母乳の頃は母親の免疫が残っているのであまり出ませんが、その後ほとんどの人が大なり小なりアレルギー反応を示します。

アトピー
花粉症
喘息
の順で青年期になるまで続きます。アレルギーマーチ(アラージックマーチ)と呼ばれます。

離乳食を与える時に、アトピーが出て、母親がそれを避けるとその食品や、全体的な免疫を獲得できなくなり、アレルギーが残るようになるのですね。だからといって母親を恨んでもしかたがないし、アレルギーの出る食べ物を与えても、必ず花粉症にならないという保証も無い。

減感作療法は少しのアレルギー物質を、長い年月投与することで免疫を獲得する治療法です。
乳児期に無意識にやっていたことをやるわけですが、時間とお金がかかるので続かない方が多いです。

アレルギーに特効薬はありません(ステロイド以外は)。少しづつ感作して身体を慣らすか、年を取って自然と免疫が獲得されるしか方法は無さそうです。

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