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ロードバイク / 73

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ディープインパクト 2024/10/17 (木) 10:21:52

 クオリア44さん
今迄は、アルミやスチールフレームの場合には、カーボンフレームに比べると、設計の自由度がきわめて低いために、サイズによってシートチューブ角があんまり変わらなくて、それ故にトップチューブ長だけに留意してれば、ポジション設定に何の問題も有りませんでした。現在でも、大半のの金属フレームについては、事情は同じなので、昔の通りにあまり深く考えないでも、特には何も問題無くフレームサイズの選択、フィッティングを進める事が出来ます。

でも、カーボンフレームは、設計の自由度が飛躍的に拡大したので、金属フレームでは不可能だった事が色々と出来る様になり、トップチューブ長だけでは何も本質的な事が分からない状況が発生したので、この事情から発生する誤解、混乱を解決するために、比較的最近、表記される様になった概念です。
なので、古い経験しか無い人には、その意味、意義が理解出来ないのかもしれません。

が、ポジション設定の起点は、絶対にbbで有り、とりあえず操縦性の話を切り離して冷静に考えれば、フレームなんて、求めるポジションを決定するために体に直接触れるサドル位置とハンドル位置を繋ぐものでしか有りません。

あくまで「ペダリングを行う人」の求める理想的ポジションが先にあって、トップチューブ長は色んな制約の元に結果として出てくる数値です。人は幾つになっても謙虚に学習し続ける姿勢が大切だと思います。それは、自分の経験を疑い続け、深い考察を行うこの世の中の現象の素直に向かい合う姿勢です。

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