クオリア44さん
ロードバイクを初めて購入するにあたっての使用目的は、ロングライドだそうですが、ロードバイクという趣味は時として、いや頻繁に目的と手段が入れ替わったり、自分でも予想もしない様な使用方法にハマったりするものすから、重量の点で確実に不利になる場合が多いだろうエントリーグレードのクロモリフレームを自転車店が積極的に勧めないのは、ある意味、当然であり、親切だとも言えます。
実は、ロードバイクを購入する初心者の8割以上は半年も経たない内に全く乗らなくなり、死蔵される事を自転車店は皮膚感覚で感じており、その挫折する理由の多くが、想像していたよりも全然速く走れなくてつまらない、特に上りが全然走れない、と言う事実であり、思い入れだけで重い、つまり速く走るのに不利なクロモリフレームを買う人は、この様な事態に陥り易いと考えているのでしょう。
とは言え、一番最初のロードバイクがエントリーグレードの重いクロモリフレームでも十分に満足して乗り続けてる人もちゃんといる訳で、それは実際にやってみないと分かりません。ただ、誰かと一緒に走るというのはロードバイクの楽しみを大きく広げる方法なのですが、この時に自分だけ遅い、そしてその原因が重いクロモリフレームにあるかもしれないと考える様になると、後悔する可能性が低く無いとは思います。
私は高級パイプで組んだ軽量なイタリアンクロモリフレームも、広義のクロモリフレームとして更に軽い最上位のステンレスフレームも持ってますが、この位になるとカーボンフレームと遜色無い走行性能があると言われてますが、概ね本当です。
予算が25万円程だそうですが、あと5万円足せば、例えばタイレルRXとかの日本製ハンドメイドの最軽量の高性能フレームで組めますので、コストは余分にかかりますが、汎用性、可能性、の意味でリスクが低いかもしれません。その意味では、あなたが挙げた価格が安いgios の完成車もコスト点に合理的ですので、悪く無い選択の一つでしょう。
メンテナンスに自信が無いそうですが、誰にとっても初めては初めてでしかないので、イキナリ安い通販で買うのも特には問題は無いし、困ったら『自転車のあさひ』にでも泣き付けばいいだけです。
その場合せっかくなら、大して値段が変わらないアルテグラ仕様にした方が無難です。もし、クロモリフレームが気に入らないとなっても、フレームだけ交換する時に色々と具合が良いですから。