自転車道場

チェーンの話 / 71

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ディープインパクト 2024/07/31 (水) 11:18:45

 venomoさん
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KMCデジタルチェーンチェッカーの測定原理 おなじチェーンを測定しても場所によって寸法は異なる(公差+摩耗量のバラツキ)

今まで雑にチェーンの伸びを測定してたのですがチェーンの伸びは変速や走りに影響がでかいなと感じるようになったので,ちょっと真面目に測定し始めました。

道具はKMCの出しているデジタルチェーンチェッカーというもの。
ボタン電池で動くチェーン専用のノギスです。

使い方は簡単でチェーンチェッカーを押し縮めてチェーンに挿入するだけ。
このチェーンチェッカーは3.5リンク相当の区間のローラーとローラーの内寸を測定してくれます。

詳細な寸法は添付の図面に記しますが,
・伸び0のとき理想的には94mm
・チェーンチェッカーは94mmの状態を「0」mmとして伸び量を表示してくれます。(チェーンチェッカー内部で勝手に94mmを差し引いてくれるイメージですね。)
・0.5%の伸びは0.47mm相当なのでこの伸び量が0.47mmに到達したら即交換(11速チェーンの場合)

図面描いてて思ったのですが動作原理さえ分かってしまえば,測定スキルある人からするとノギスでいいですね。
ポケットサイズで手軽に使える携帯性には満足しているので本品自体の出来には満足。今後もこまめに実測してログを残そうと思っています。

実測の写真は600km走行自転でのCN-HG901です。0.103mmなので0.47mm(交換目安)の20%程度。今年の冬は毎回雨や雪に振られて泥まみれになってますが果たしてどれくらい持ってくれるのか楽しみです。

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