skogenさん
空腹感を感じないようにダイエットするというのは難しい課題ですね。
空腹感は血糖値の低下よって生じますが、その上昇・下降が大きいと空腹感に耐えれない脳になってしまいます。血糖値はじわっと上げた方が良い。なので、精製された白米や小麦粉、砂糖を摂取するのは気を付けたほうが良いです。これらは脳にとっては麻薬みないなものです。
空腹時にはエネルギー源に脂肪が使われます。なので、空腹感は適度に感じた方が良いです。
また、血糖値を上げるメカニズムは複数あるので、それを使う状態に体を持っていく方が良いと思います。糖質で血糖値を上げる体・習慣になってしまいますから。
脳に快感をもたらす精製された材料は、人類の歴史上、ごくごく最近現れたもので、人はそのコントロールができていません。血糖値が上がるとご存知、インシュリンが出てきます。インシュリンは血糖値を下げる唯一のホルモンで、糖をグリコーゲンや脂肪として体に蓄える仕組みをONするスイッチとして働きます。ですから、血糖値を大きく上昇させ、インシュリン値を大きく上げ、運動によって糖を使わなければ肥満につながります。
血糖値を大きく上げない方法は、精製された糖質(白米、小麦粉、糖)をできるだけ摂らないこと、ドカ食いしないことです。大まかに言って一度に200gの白米を食べれば100gの場合の2倍のインシュリンがでます。ドカ食いはカロリーオーバにつながるだけでなく、効率よく肥満する食べ方です。
摂食を小分けにするというのも良いですが、カロリー計算が出来ない人はカロリーオーバーになる可能性が高いです。
こう書くと糖質を摂らない健康法に走る人が出るかもしれませんが、逆に体が糖に敏感になって糖尿病リスクが上がるので要注意です。何事もバランスが大事です。
以上、門前の小僧でした。(かみさんがプロなので、いつも講義を受けてます)