ディープインパクト
deepimpact
2024/10/05 (土) 21:49:30
前三角とフォーク
次は上半身のフォームを決めて、前三角とフォークを取り付けます。
前三角の作図
- 3時の太腿骨に対して90度となるように上半身の腰付近の前傾角を決める
- 上半身(長さ=L3+L4に等しいと仮定)を配置し、肩の位置P9を決定
- P9から上半身に対して腕を伸ばした先がブラケットの基準位置。
- 肩、大腿骨の付け根、ブラケット位置は二等辺三角形となるが、ブラケット位置が低すぎる場合は上方に上げて(ステムの高さ調整)、できるだけきれいな三角形に、例えば直角二等辺三角形に近い形とする。
このブラケット位置から後方に10cmの位置がステムの先端、さらに後ろに10cmの位置がフォークコラムの中心位置。これにヘッドチューブ角72度、オフセット50mmのフロントフォークを付けています。フロントフォークのジオメトリーによってトウクリアランス、ダウンチューブとタイヤの隙間、ホイールベースを調整できます。ここを理詰めで調整する方法は分かりません。
以上で作図されたフレームは次のようなジオメトリーになります。
L10=トップチューブ 534mm L11=リーチ(トップチューブ位置) 410mm L12=リーチ(ステム位置) 388mm L13フロントセンター 562mm ホイールベース 985mm L14=トレイル 46mm リーチはどこで測るか、ステムの高さで変わってしまうのかな?異なるフレームで相互比較するのは難しいかも。
以上で、とりあえず完成ですが、上半身のフォームが関係するので理詰めではブラケットポジションを決めることはできません。フォームでブラケット位置が変化する幅は数cmと大きく、uglyなステムなら対応できますが、操作しやすいハンドルを得るには、きれいな上半身の標準形を想定しておく必要があります。
作図でいろいろ分かったこともありますが、ちょっと頭でっかちになり過ぎてるので、実際に自転車に乗りながら、考察を深めようかと思います。
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