自転車道場

フレームの話 / 75

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ディープインパクト 2024/10/05 (土) 21:21:03

僕は自転車整備に556使う人は3流と判断しています。556は素材を傷めつけるので使わない方がいいです。実験してみればわかりますが556をチェーンに吹き付けまくって放っておいてみてください、サビてきます。ミシン油はサビません。まあ使いたい人はどうぞ。3流の整備スキルの低い自転車屋がよくブレーキに556を吹き付けて、その場しのぎのごまかし整備をしています。

僕はそういう3流ごまかし整備はしません。自転車真剣整備に556はいりません。

本題に戻ります。
僕の保管のやり方
1.フレームをボロできれいに掃除。汗、汚れ、水分などをふき取る。
2.ねじ部分、固着が起こる場所にグリスを薄く塗る、BB、シートチューブとヘッドチューブの指が届く範囲。
3.油やグリスというものは、全部ゴミを付着させ、自転車組む時はきれいにふき取らなければならないので基本ないのが一番いいです。だから、必要最小限の場所にできるだけ少量使うだけです。
4.風通しのいい場所に吊って保管
 ★フレームを吊ってサビない場所の見つけ方☆
 濡れタオルを干して乾く場所ならどこでもいいです。タオルを濡らして干して実験してみてください。サビというのは鉄が酸化することですが、その酸素は空気中の水に含まれるものが結合して出来ます。だから空気が流れて水が鉄と付着しなければ起こりません。タオルが乾く場所なら大丈夫。ただし壁が結露するような場所はダメ。水蒸気が水にならない温度変化の少ない空中に吊るのがベストです。

 オイル、化学物質、袋などはすべて無駄。
 余計なものを塗ると組むときに全部ふき取らないとダメなので大変、部屋に臭いはするし、部屋の空気は汚れるし、お金もかかります。袋で包むのも窒素入れて完全密封ならともかく、普通のやり方なら空気中の水蒸気を逆に閉じ込めデメリットの方が多い。洗濯物を袋に入れて乾かすようなものです。

空気が動く場所なら濡れタオルは乾きます。フレームも干しておけば乾いてサビません。

それより最初に汚れをきれいにふきとることが大事。

自転車整備はボロでふくことから始まる!

衣服でも汚れを残したまま保管するとシミになり使えなくなります。保管する前の汚れを取り除く作業の丁寧さが何年後かに姿を現し出てきます。

僕は自転車もフレームもタイヤも吊して保管しています。地球の引力の影響を抑え、空気の流れる湿度の低い場所が自転車にも部品にもやさしく、美容と健康にいいです。
自転車も人も、いつまでも美しく健康を維持しましょう。

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