Austerlitzさん
道場長、熱射病が大事に到らなくてなによりです。
実は僕も先日軽度の熱中症に罹りましたwここ最近ほど気温が上がる前の5時間程度の連続ライドでしたが、暑熱馴化もできていなかったせいもあって、ボロボロになりました。みなさんの熱中症予防・対策、とても参考になります。自分がそうなる前に知っておけば…と思ってみても後の祭りですね。
個人的には、最近はライドの出発前にジャージを水で濡らしてから出発しています。これだと気化熱で相当に涼しくなります(ツールに出ている選手たちは、ロックアイスをストッキングに入れたものをジャージの背中に潜り込ませていますね)。あと、アームカバー、レッグカバーは必須です。こちらもわざと水で濡らしています。乾いてきたら水場や川でまた水を含ませます。これができない場所にはそもそも行きません。ふだんは近づかないコンビニも、夏にはよく立ち寄ります。
また、都市部、幹線道路は照り返し、車や家屋からの放熱が厳しいのでいつも以上に避けています。
でも、いちばんの対策はこの高温下ではライドしないことですね。
ご存知の通り、WBGTというものがあります。
→http://www.wbgt.env.go.jp/
WBGTの指針は下記の通りで
→http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php
気温35℃(相対湿度35%)以上で『運動は原則中止』。
関東地方の夏場の平均相対湿度はだいたい80%なので、
→http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662&year=&month=&day=&view=a7
この湿度をWBGT指針に当てはめると、気温31度以上で『運動原則中止』となりますw
指針はあれども、それを有効に活かせない・活かさない、というのは本当に日本という社会そのままの縮図だよなあと妙に感じ入ってしまっていますw
よくもこんな国が、夏季オリンピックなんて開催する気でいるよなあ…。