iyanさん
少し前に、泣き虫ペダルさんが書かれたオオトモの「我流」ブランドに対する見解は、かなり説得力があると思います。
小物のパーツを選ぶ過程で「我流」ブランドを人柱的に使ってみて、ダメなら交換すればいいと思って探したのですが、色が私には受け入れられないものばかりでした。しかし、HPを見るとラインアップには普通のシルバーや黒もあります。amazonに並んでいる品物をみると、品揃えが妙なのです。靴屋のバーゲンセールのように、色によって残っているサイズがまちまちな、再入荷の予定が無い在庫処分のようです。シルバーや黒があれば買っていました。
フレームについては、販売中止していたGOLDの480mmサイズも販売が再開されているし、再入荷も行われているようですので、ちょっと事情が違うのかもしれません。
私が買ったフレームは、精度は合格点のようでほっとしています。フロントフォークについてはまだ走行していないので確かなことは言えませんが、目視した限りでは、問題無いように見えます。シートチューブとホイールとのとの平行はほぼ完璧ですし、センターもよく見れば1mm程度ずれているように見えなくはない程度なので、私はよしとしています。
>人の目は左右の対称性や平行には敏感ですから。
0.1mmの違いでもすぐにわかりますね。走行後にまた、報告します。
海岸到着 龍馬記念館から、海岸と桜 竜馬さん
私の報告がどれだけお役に立てるか自信はないのですが、以前に道場長が「一番価値があるのは評論家が書くような物知りレポートではなく、iyanさん が感じた直感的意見です」とおっしゃって頂いていたのを思い出しています。
ここにはベテランの方だけでなく、これから自転車に乗ってみたい、でも書き込むことができない初心者以前のかたもたくさん見に来られているような気がします。そういうかたの参考になれば、という観点から書いてみます。
予備情報として、私は成人してから運動したことが無く、仕事もデスクワーク、年齢的にも50代後半で最も筋力のない男です。競輪記者を過去にしていた関係で、競輪には詳しいのですが、自転車そのものに興味を持ったのはここを知ってから、つい4年ほど前のことです。この自転車の前の2台は20インチで街乗り専門、遠出したことはありませんでした。
さて、暖かくなったので、近くの桂浜に行ってみることにしました。途中の小さな峠は 2kmで120m 程度の登坂なんですが貧脚に加えて最も軽いギヤで 39×25 の街乗り仕様で開始20分でいきなりピンチ、帰ろうかな。なんとか乗り切って、あとはなだらかな下りで海岸到着。
ここからがあらあら不思議。海岸沿いの平坦路では、脚は限界越えて売り切れているハズなのに軽めのギヤに入れて、ペダルに脚を乗っけるだけで進むんです。だいたい20km/hくらいで。走っているのに回復していく感じですね。どこまでも走れそうな気がしたんですが、今日はこのぐらいで復路へ。しかし、一杯になった脚は上りになると踏めなかった、帰りの上りでは降りて押しました。ただ、帰ってからの疲労感は、実走3時間ということもあり、ほとんどありませんね。こんな貧脚でも結構走れて嬉しかったですね。
午前8時半出発で11時20分帰宅。走行距離34km。
このスレの主題である ootomoフレームですが、以前書いたとおり私には評価できるスキルはありません。ただ、私なりにやってみたことを書きます。
登りで 10km/h あたりになるとハンドルが敏感で、ふらついて、ちょっと不安になりましたが、それ以上のスピードでは不安はありませんでした。
見通しのいい下りのカーブで安全確認して 40km/h で曲がってみましたが、全く不安は感じませんでした。両手を離しても直進します。腰を揺らすと、揺らした方にハンドルが曲がってバランスをとろうとします。
このフレームが「いい」ものかは私にはわかりませんが、少なくとも私にとっては「悪い」ものではありません。ただ、当たり外れがあることは私にはなんとも言えませんので、あくまで私が買ったフレームでは、ということはご了承お願いします。
この自転車は整備において道場の最低基準はクリアしました。ハブ、BBのグリス交換、玉押し調整、ペダルもやりました。
だから踏まなくても、ペダルに脚を載せるだけで進んだ、と思っています。
ただ、初心者もこれを全部やらないといけないって思うのも違うと思います。少しずつできることからやれば楽しい世界が見えてくるかも。
なんか偉そうな書き方になってすみません。消すのも恥ずかしいんで、フォロー、勝手に期待しています。