自転車道場

アルテグラFC-R8000の疑問 / 37

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ディープインパクト 2024/09/18 (水) 19:16:33

クオリア44さん
えーと、skogen さんは確かに何も分かっていません。
compatibility と言うのは、130mmエンドの従来のロードバイクフレーム、そして それに対応するハブと、チェーンラインが少し外にズレた135mmQRのディスクロード用ハブ、そして同じチェーンラインを持つ142mmスルーアクスルのディスクロード用フレーム、そしてそのフレームに対応するアタッチメントで互換性が有る142mm ディスクロード用ハブとで互換性が有ると言う意味です。
で、410mm のチェーンステー長は実は従来からのシマノの変速機の設計基準なんですが、今回もソレを基準にしてると言う意味です。

チェーンラインがたすき掛けで斜めになるとトラブルが色々出るけれど、その斜めの度合いを規定するのにチェーンステー長を決めないと設計出来ないので、ディスクロードについても従来と同じ410mm を基準にした。と言う意味で、つまりディスクロード用ハブを示す135mm のエンド幅と言う数値は410mm と言うチェーンステー長の数値とセットになって初めて意味を持つ、と言う事です。

簡単に言うと、今回のR8000のコンポは、410mm 以上のチェーンステー長のチェーンラインが少し外に移動したディスクロード用フレームでも問題無く使える。そして条件が緩い従来のキャリパーブレーキ用フレームでも、もちろんバッチリ機能する、と言う意味なんですね。

ここで、130mmエンドの従来のフレームについても、ディスクロード用フレームについても、文章に記述がありませんけれど、こんなのは当然に共有される認識として、文章が冗長にならない様に省いてあるだけです。

で、コレが分からない事こそが、経験と場数が足りない、と言われちゃう理由です。

と言う訳で、おそらくはR8000アルテグラは、130mm エンドのフレームだと、410mm よりも短い405mm のチェーンステーのフレームでも、問題無く機能する筈です。

ここで作動の問題となるポイントは、たすき掛けが最大になる時の角度なので。

因みに、チェーンステーは長ければ長い程、変速動作が向上します。

例えば、通常のロードバイクよりも実はチェーンステー長が長いフレームを持つ本気仕様のミニベロだと、酷評される10速アルテグラでも、かなりマトモな変速性能を示します。
私はタイレルsiで確認しましたし。
通常のロードバイクでも、以前にも何処かで書いたけれど、チェーンステー長が420mm くらいあると、変速調整がかなり楽出来ます。

MTB由来と言う言葉で、現在のMTBには当たり前のディスクブレーキを、そして即座にディスクロードを思い浮かべる事が期待されているけれども、私には当たり前過ぎて何も問題にはならないと思ってたけど、やっぱり分かんない人はいるんですね。おそらくは他にも多くの人に分からないかも?と今は思います。

そう言えば、エリート社製の負荷装置付き3本ローラーを負荷最大で稼働させると、慣れないうちは死ぬほど辛い、と書きましたが、コレは条件設定をハッキリさせないと意味が伝わりませんね。

エリート社製の負荷装置付き3本ローラーを最大負荷にすると、だいたい4~5%の上り勾配に相当すると言われていますけれど、私が辛すぎて回せなかった、と言う時の車体は、シングル固定ギアで23cのロードバイク用タイヤを履かせたシングル固定ギアの車体で、49×17T程度の3を少し切るギア比で回す場合を想定してます。

つまり、普通のロードバイクだと、アウターで17Tのど真ん中のスプロケットで、5%の上りを走るくらいに辛い、と言う意味ですね。

この負荷最大でヒルクライムのトレーニングをしてる人は、もっとずっと低いギア比で、ケイデンスを上げて回してる筈ですが、街乗り仕様のシングル固定ギアだと、固定ギアでもあるし、遥かに大変だと言う事です。

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