skogenさん
歴史でも無い、無駄な話で失礼します。シュパーブ (仏語 superbe、英語だとsuperb)とsuper B(スーパーB、台湾のsuper B precision tool社)が区別できてませんでした(汗)。洒落でsuperbをsuper B(B級グルメみたいな語感)と言ってるのかと思ってましたが、全く別物なんですね。
今は慣れましたが、自転車関係の名前ってすっと頭に入ってこないものが多いです。
ビアンキ、コルナゴ、テスタッチ、ケルビム、サーベロ、ダホン、ガノー、チネリ、ピナレロ、バッソ、デダチャイ、コラテック、オルベア、ボントレガー、トピーク、極めつけは「カンパニョーロ」
カンパニョーロはシボレー(Chevrolet)みたいに聞こえる音を日本風にカタカナにしているようですが、知らない人には変な生き物みたいに聞こえます。。。オノマトペじゃ無いって。^^; (発音で分かり難い単語は、最近はGoogle翻訳で調べることが多いです。例えば、Campagnoloと入れると、意味と発音が分かります。)あと、プロチームの名前とかスポンサー名も覚えにくいものが多いですね。慣れてない外国語は、最初は英語として認識しようとするから違和感があるんだと思います。外国語は音をカタカナに変換するので、時代と共に表記が変わるものも多いですが、自転車関係も昔と今では変わったものもあるんでしょうね。
ちょっと前のスレで、機材の話なのか、乗り方の話なのかちょっと曖昧ですが、記録の更新で自転車の進歩が何か分かるかなと思って調べてみました。いろいろなスポーツの世界記録は人や環境とそれに合わせた機材の進歩で生まれているそうです(↓のスレの真ん中あたりで古い機材ネタで書いてます)。基本的には人が強くなった訳では無く、良い機材や環境ができて、それに合わせた練習をやり、記録が伸びる。
歴代世界記録や世界選手権の優勝タイムをいくつかピックアップしてみました。種目はトラック競技の1kmタイムトライアルです。1967年に68秒だったのが今は60秒まで縮んでいて、12%ぐらいの向上です。世界記録はペルヴィスの56秒代がぶっちりぎです。自転車のトラック競技の場合、環境(競技場やトラック)は大きくは変わっていないそうなので、機材の違い、つまり自転車の場合は自転車・ホイール・ウェア・ヘルメットとエアロポジションが記録を伸ばしたのでしょう。
陸上100mだとスパイクとトラックが変わり、50年で5%ぐらい記録が短縮されています。比較すると自転車の記録は伸びが大きく、機材の進歩が効いているように感じます。とは言え、記録の伸びはゆっくりで、不連続な変化は無いので、機材だけで記録が劇的に伸びるという事は無さそうです。そもそも、機材で大差が付くと、スポーツとして成立しなくなるので、規則を見直さないといけない。どの年に機材(カーボンフレームとかディスクホイールとかエアロヘルメットとか)が具体的に変わって、タイムが向上したのか気になりますが、調べるのが難しいですね。
◎世界選手権・オリンピックの優勝タイム
68.63 Niels Fredborg 1967/63.91 Pierre Trentin 1968/69.87 Niels Fredborg 1968/
68.82 Niels Fredborg 1970/66.44 Niels Fredborg 1971/66.44 Niels Fredborg 1972/
65.927 Klaus-Jurgen Grunke 1976/62.955 Lothar Thoms 1980/66.10 Fredy Schmidtke 1984/
64.499 /Aleksandr Kirichenko 1988/63.342 Jose Moreno 1992/62.712 Florian Rousseau 1996/
62.712 Shane Kelly 1996/63.156 Shane Kelly 1997/61.879 Arnaud Tournant 1998/
62.231 Arnaud Tournant 1999/61.619 Arnaud Tournant 2000/61.609 Jason Queally 2000/
62.571 Arnaud Tournant 2001/61.893 Chris Hoy 2002/61.599 Stefan Nimke 2003/
61.599 Chris Hoy 2004/60.711 Chris Hoy 2004/61.165 Theo Bos 2005/
61.361 Chris Hoy 2006/60.999 Chris Hoy 2007/61.332 Teun Mulder 2008/
60.666 Stefan Nimke 2009/60.341 Teun Mulder 2010/60.793 Stefan Nimke 2011/
60.082 Stefan Nimke 2012/60.221 Francois Pervis 2013/59.385 Francois Pervis 2014/
60.207 Francois Pervis 2015/60.042 Joachim EILERS 2016
◎歴代世界記録
71.6 ROGER GAIGNARD 20.11.1954/70.2 ROGER GAIGNARD 28.11.1954/
69.6 RUDI ALTIG 13.11.1959/68.74 L. CLAESGES 24.11.1963
66.76 PATRICK SERCU 12.12.1964/66.157 ALEXANDRE PANFILOV 13.6.1980
65.582 URS FREULER 17.6.1980/62.955 LOTHAR THOMS 22.7.1980
62.823 MARTIN VINNICOMBE 19.3.1989/62.576 ALEXANDRE KIRITCHENKO 2.8.1989
62.091 MAIK MALCHOW 28.8.1986/61.945 JOSE ANTONIO ESCUREDO 15.9.1995
60.613 SHANE KELLY 26.9.1995/60.148 ARNAUD TOURNANT 16.6.2000
58.875 ARNAUD TOURNANT 10.10.2001/56.303 FRANCOIS PERVIS 7.12.2013
http://www.uci.ch/mm/Document/News/News/16/60/64/2016.11.10_Historiquedesrecords_ME_TP_Neutral.PDF