自転車道場

マイパラスM501製作 / 189

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ディープインパクト 2024/07/28 (日) 22:31:08

skogenさん
自転車の走行抵抗はほとんどが空気抵抗ですよ。「脚力」は「空気抵抗に逆らう事ができる脚の力」という意味で使いました。変速できない自転車だと筋力(全身で出せるトルク)の大きさも重要ですが、変速できればパワー(トルク×回転数)の方が大事です。

身長170cm、体重+自転車が75kg、浅い前傾角(30度)、高圧で細いロードバイク用タイヤだと、90Wぐらい出力すれば25km/hで走ることができます。そのうちの75%(65W)ぐらいが空気抵抗です。速度が30km/hになると140W必要で、空気抵抗が80%(112W)を占めます。30km/hより上の領域ではほぼ空気抵抗との戦いと言って良いです。

もちろん加速にもエネルギーが必要で、25km/hから30km/hまで10秒で加速する時のパワーは80Wぐらい。これぐらいのパワーは短時間なら大抵の人は出せます。

以上をまとめると、加速時に200Wを10秒間ぐらい出すことができて、その後、140Wを維持できれば30km/hで走ることができます。もし、空気抵抗が無ければ、たったの30W(ほぼタイヤのころがり抵抗だけ)でこの速度を維持できます。

単独走をする人にとって空気抵抗が奪うパワーは無慈悲です(涙目)。

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