skogenさん
以下、長い書き込みになって済みません。
私なりに真面目に考えています。^^;
科学は趣味ですが、技術の世界に住んでいるので、実証については分かっているつもりです。
実験と理論の後先は、どちらも在りです。実験が理論に先行することもあれば、理論が実験に先行することもあります。例えば、量子力学は実験が先で理論が後、重力波は理論が先です。
人の知恵なんか大したこと無くて、理論で予測できないこと、実験で発見できないことがたくさんあります。実験と理論のどちらかが正しいとか偉いとか言う訳では無い。なので、理論と実験の両輪があり、両輪で回っているから進歩があります。
レース機材は壊れやすい、という説明は分かり易く、一部の人の耳には心地よいかも知れませんが、議論としては荒っぽいかなぁと思います。
F1カーはぶつかったらカウル部分は壊れますが、コックピット部は頑丈で人は死なないように作られています。つまり、頑丈な所とそうじゃ無いところが混在しています。これは一般の自動車も同じで、かつては衝突事故で多くの人が死んでいましたが、今は車が壊れて人が助かるように作られていますよね。もし、普通の車とF1カーが事故を起こしたとすると、高速で人が助かるのはF1カーでしょう。F1カーは簡単に壊れる、壊れて人が死ぬというのは、たぶん、ニキ・ラウダの頃の事故死が当たり前だった時代の考え方が今も残っているのかと思います。ドライバーの安全性は二の次で、軽量化と高出力を求め、速さを追求した時代。
まぁ、壊れるのが興行的に面白い部分はあるのかも知れませんが、人が死ぬような事故はセナが最後じゃ無いでしょうか。
F1レースで使えるタイヤの数もレギュレーションがあります。その数は多いですが、安全に関わる部分ですから、減らせない?でも、現実のレースではタイヤ交換は平均で2回ぐらいじゃ無いでしょうか。交換でピット・インすると時間をロスします。エンジンと同じで、300km/hオーバーで強烈な加減速をしながら走る事を前提としたタイヤですから、60km/hぐらいで走れば、ほとんど消耗しないと思います。
もし、市販スポーツカーのパーツをF1に流用したとすると、どれぐらいの距離・速度で走ることができるんでしょうね?
話を自転車に戻すと、自転車のレース機材については分からないところがあって、105でぎりぎり、アルテグラでもレースでは壊れる、という言い方をしていた時代がありますよね。その一方で、レース機材は壊れやすくて、廉価部品は壊れない、という話が出ています。
どっちがほんとなんでしょう?
廉価品を使えばレースでは壊れない?
私は自転車レースの事を分かってないので、レースでは機材が頻繁に壊れるから、レース機材は廉価部品より弱い、という結論は見えません。
※トラック競技はいま考えていません。自転車ロードレースの話です。
「レースは過負荷となるから機材は壊れやすい」という論理なら、廉価品をレースで使うとレース機材よりも故障頻度は増えるように思うんですが?つまり、この論理でいけば、廉価品のほうが壊れやすい。
グレートレースみたいな過酷なサバイバルに使う機材だと軽さよりも頑丈さを第一に作られているでしょうが、普通の廉価品は単に重いだけで頑丈とは限らないように思うんですよね。誰か教えて。^^;
私の見聞の範囲では、少し古い10年以上前のレース機材を大事に使っている人も多く、レース機材が壊れやすいという印象はあまり無いです(ただ、これは結果論かもしれません)。なので、普通の人が使う限りはレース機材でも簡単には壊れない、という考え方になってます。
自転車ロードレースの場合、レース機材は安全は確保していない、というのはちょっと驚きです。ロードレースって、やっぱ見世物なんですかね。ちょっと悲しい。
2018/5/8 00:06 [191-30107]
skogenさん
YoungWayさん
情報有難うございます。
なるほど、Mavicは強度に関する基準値を示しているんですね。
ちょっと分かった気がします。
キシリウムPro カーボンがカテゴリー1、キシリウムエリートはカテゴリー2、無印のキシリウムはカテゴリー1で、ハイエンドと普及品は強度が劣る。
アクシウムはエリートがカテゴリー2、無印の廉価版がカテゴリー1。
つまり、ハイエンドの一部とローエンドの一部がカテゴリー1、それ以外はカテゴリー2のようです。
2018/5/8 00:33 [191-30108]