自転車道場

10速の部屋 / 16

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ディープインパクト 2024/08/21 (水) 15:12:18 修正 >> 7

 kazu_crさん
こんにちは
ところでキメラ10速とは何でしょうか?
もし11速のディレイラーを使っての事なら、私が先に書いた通りです。
ディレイラーはシフターの引き量に応じて動くので、4700のシフターを使えば10速は問題無く動きます。
旧10速より、11速ディレイラーと4700シフターを使えば精度も上がります。

次の9速に対しての組み合わせでは上手く動きません。
4700シフターと11速ディレイラーでは、引き量2.8mmに対してシフトレシオ1.4なので、2.8×1.4=3.92mmディレイラーが動きます。
9速のスプロケットピッチが4.35mmなので、変速1段ごとに0.43mmのズレが生じます。
この3.92mmと言うのは、10速のスプロケットピッチ3.95mmと一致するので10速が使える訳です。
旧10速の組み合わせでは、2.3mm×1.7の3.91mm動く計算ですが、ワイヤー抵抗の誤差にシフトレシオの1.7をかけた物なので、4700シフターと11速(4700)ディレイラーの組み合わせより誤差が大きくなり変速精度が悪くなると言う訳です。

メガニウム584 さん

これは前回書いた通り、シフターの引き量と、ディレイラーのシフトレシオで決まります。
5800のディレイラーが8速で使えたとの事なので、スプロケットピッチ4.8÷シフトレシオ1.4=引き量3.428..となり、これに近い引き量のカンパの8速シフターでも使ったのではないでしょうか。

あとスプロケットの変速段数より、シフターの変速段数が多いと変速数は余ってしまいますが、ディレイラーで可動域制限すれば使えます。

ディレイラーの変速数も可動域がスプロケットの幅より大きければ使えます。
例えばRD-4700で11速が使えると言う風に。
ターニーの6速7速共用モデルを考えてみて下さい。
6速で使う場合は7速の幅を制限して6速で使う訳です。
ターニーでもモデルによって8速の可動幅がある物は、
8速で使えます。
ただし変速数によるチェーンとプーリーのサイズは考慮して下さい。

追記です。
8速に対してのシフターですが、こちらの方が良さそうです。
Shimano 10 (Dynasys/MTB)
こちらは引き量3.4mmですので、カンパの8速(3.5mm)よりスプロケットピッチに近くなりますね。

これらの情報は、私が以前リンクを貼ったページより調べられます。

ただ11速のスプロケットピッチが3.74mm、新旧10速(4700)が3.95mmとなっていますね。
引き量をベースに考えた場合、8速シフターと4700シフターは同じ引き量(2.8mm)なので8速までは互換性が有ります。
これも4700シフターと旧10速以前のディレイラーで8速が使えると書いた通りです。

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