自転車道場

RDの整備 / 213

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ディープインパクト 2024/10/04 (金) 07:46:29

 クオリア44さん
画像によってパーツの変形、歪みを正確に判断するのは不可能です。なぜなら、画像には必ずレンズの歪曲収差があるし、カメラアングルによる変形も必ずあるから。もしパーツ配列が直線かどうかを確認したいならば、直線定規を当てた方が良いでしょう。で、テンションプーリーだけ直線である筈の配列からズレている様に見えたら、それは不良ではないか?と言う事ですが、本当に間違いなくズレてるとしても、不良だとは判断出来ません。

チェーンラインが完全に直線でない限り、プーリーケージを左右方向に曲げる力がかかって、完全剛体じゃないディレイラーは、多少とも それで歪むからです。

この点、素材自体が硬いアルミ合金製のデュラエースは、この歪みが圧倒的に少なくて、コレがキレのある変速性能にも間違い無く影響していました。先代の9000シリーズまでは。

で、私が先日、実際に自分で組んでみたデュラエースと遜色無い変速性能と官能的とも言える操作感のシングルテンションのR8000アルテグラの場合、なんと、かなり長いプーリーケージが明らかにグラグラしてるのです。おそらくは、ディレイラー全体の剛性バランスを根本的発想から見直して、リンク部を歪ませないためにプーリーケージを敢えて力がかかる方に歪むのを積極的に許容するとしか考えられない状態です。と言う訳で、とにかく本当に配列が直線じゃないとしても、それだけではハッキリした事は何もわかりません。

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