ディープインパクト
deepimpact
2024/10/21 (月) 18:41:28
skogenさん
tukubamonさんヒルクライムをされているんでしたね。
考察すると、普通のテンションで組んであれば、緩むことがありそうです。
推進力で加わる力は大きく、例えばレッグプレスで100kg上げる力をペダルに掛け、それに体重が加わって、さらに前後のギア比で後輪に伝わり、簡単に200kgfを超えます。この力を進行方向にリムを引っ張るスポークの本数で分散してます。
後輪のスポークが36本だと推進側のフリーボディー側のスポークが18本、そのうち半分の9本が推進力をリムに伝えます。例えば、ベダルを踏み込む力を150kgf、ギア比を2.5、リアハブのフランジ径とギアの径が同じとすると、後ギアを回す力150kgf*2.5=375kgfをそのまま9で割って42kgfです。
一方、体重と自転車の重量(70kgとしておきます)の6割が後輪のハブに掛かり、段差なんかで瞬間的に2Gが加わり、それを4本のスポークで支えたとすると、70kg0.62G/4=21kgfとなります。
以上、合計すると63kgfとなって、手組で普通に張ったホイールだとスポークテンションが荷重の変動に負ける可能性がありますね。(JIS規格だとスポークテンションは400N≒40kgf以上と規定されています)
競輪選手だとレッグプレスで300kgを上げると聞いたことがあるので、脚力がある人がここ一発で踏み込むと、ものすごい力が後輪のスポークには掛かるんですね。下手に組んだホイールを壊すぐらいの力が掛かることもありそうです。恐るべし。
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