自転車道場

組み立て、整備相談 / 82

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ディープインパクト 2024/10/26 (土) 08:56:49

クオリア44さん
温度管理して加熱するのは、実はそんなに難しくありません。加熱したい部分以外に濡れタオルを巻き付けて養生して、ヒートガンで加熱、非接触式の温度計で温度管理。だが、ヒートガンは私も商売の都合でシュリンクフィルムに使う為に持ってるけど結構高額だし、温度計は他に天ぷらの油温管理くらいにしか使えないし、わざわざ買うのは勇気が要る。

そもそも、カーボンリムがブレーキングの熱で溶ける、正確には樹脂が溶ける様に、たかが200℃以下で不具合が出るそうだし、鋼鉄のパーツも、熱処理がしてある場合には、200度くらいで焼き入れが戻る。という訳で、読めないリスクが大き過ぎる。まあ、BBは消耗品なので、いつかは頑張って外すしかない。

で、頑張って外れないと思える時、工具の精度が悪くて、なめて部品の損傷が感触として察知すると、人は本能的にそれ以上のトルクをかけられないが、それを物理的なトルク不足と誤認する事がある。

パークツールのペダルレンチとか、非常に精度が悪くて、そんな事があったし、実は正にBBを外す時にも、安物工具で体験した。

BBの工具がかかる溝は柔らかいアルミなので、時にアッサリとなめる。溝のエッジが損傷すると、一気に破損して取り返しがつかないので、高額でも、ちゃんとした工具を選んだ方が無難。

私は、最初に高性能なモノを買うので、安物の製品の性能評価が出来るけど、逆は論理的に無理がある。

ところで、最近、自分の分析力を信じて、敢えてマイナーブランドの和包丁をヤフオクで安価で入手して、実際に研いで使ってみたら、全然ダメ。という事が続いた。

しかし、本物のプロ用の和包丁を入手して、正しく研いで使えな人には、あの官能的な感触は絶対に理解、想像 出来ないので、そういう人はダメだと分かんないとも思う。

自転車の工具も事情は同じ筈だけど、パークツールとか、自転車工具の専門ブランドは有名でも信用出来ない場合が多いので、そこだけ注意が必要ですね。

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