自転車道場

フォーク&ヘッドの整備 / 32

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ディープインパクト 2024/10/03 (木) 21:40:30

ヘラーマンさん
パイプ切断面画像1
私も双方でやったことがありますが結論から言うとアルミコラムの場合は整形さえきちんとやれば実用上どちらでも問題はでません。もちろんベストなのはkinoさんが言われる通りで金鋸で切断することに間違いはないですけど。

実際にやってみるとわかりますが、アルミコラムは厚みがあるのでパイプカッターで切断すると変形はしますが意外とその量は少ないです。切断後の断面の形状をわかりやすく表現したものを載せておきます。注意点はうーむ。。。さんが仰る通り、画像の様に内側だけじゃなく外側にもにも若干返りがでるので、内側は半丸ヤスリで、外側は平ヤスリで整形する必要があります。

それぞれの利点と欠点を上げると
・金鋸
利点
①コラムに変な応力がかからないので安心
②切断後の整形が楽

欠点
①ソーガイドの品質によっては完全な直角が出ない。(セットミスも含む)
②最低でもソーガイドと金鋸が必要なのでコストが高い。できれば万力も欲しい。
③切粉がたくさん出る

・パイプカッター
利点
①誰でも簡単に直角に切れる
②切粉がでない
③コストが安い(パイプカッターはΦ28までダイソー420円~Φ32まで1500円~2000円程度)

欠点
①コラムの切断部に応力がかかり変形する
②変形した部分を削り取るため整形に少し余分に時間がかかる
といった具合です。ダイソーなどの安いパイプカッターは刃の痛みが早いので、早めに交換する必要があります。切れない刃で切断すると時間がかかる上に変形量が大きくなるので気をつけてください。

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