次に服装についてです。日中は25℃を超えるくらい暑くなる日もありましたが夜は一桁まで気温が下がりました。なので防寒具は必須です。前回は最終日は雨でしたがそれ以外は天気が良かったですが、天気がずっと悪いと相当きついかと思います。勿論レインウエアは持っていきましょう。
反射ベストは規定が厳しいので現地でもらうやつが良いです。反射ベストは日中は着ていなくても大丈夫です。
ライトですが一杯参加者がいるとはいえ途中からバラけますしルディアック以降はセンターラインがない場所もありましたから明るいライトがあったほうが良いです。ただ、後半は参加者同士すれ違いますので眩しすぎると目潰しになるから上方向の光は気をつけてください。
2015の時は明るいライトではなくvolt300×2で一番ランタイムの長い50ルーメンで走っていましたが危険なので明るいライトにしましょう。
GPSは無くても行けなくもないですが、迷子の集団ができることもあるので注意が必要です。矢印看板で案内はありますが、モラルの低い参加者が持っていってしまいなくなることがあります。で、GPSの注意点ですがetrex30だと日本から移動すると衛星をキャッチするまでにかなり時間がかかります。フランスについたあとにGPSを使う際には早めにキャリブレーションしましょう(ホテルの位置が分からなくなり大変苦労しました)。
胸ベルトのハートレートモニターを使っていましたが、帰りのルディアックで皮膚が爛れていたので外しました。長時間使用する際は気をつけましょう。
バックはモンベルのフロントバック、suewのリアバックとハンドルのところにも小さなバックをつけていました。装備は人それぞれなんでもっと軽装でも良いと思いますが、これくらい重装備でも完走できます。
補給食ですがはじめの通過チェックまでが一番距離が空いており、時間帯的にも補給し辛いので130km走れる補給食をとりあえず積んでおけば良いです。自分はカロリーメイト的なお菓子を15本くらい持っていたのですが、スタートのテンションあげあげのせいで飛ばしてしまいます通過チェックまでに食べきってしまい大変でした。
ボトルは2本体制で一本は途中までは粉末のスポーツドリンクでもう一つは水にウーロン茶のティーバッグをいれて活用していました。これはおすすめです。
スポーツドリンクの粉末は途中で持っていったものは使い切りましたが、PCに粉末は売っています。ただ、味は日本と異なり、買ったものはミルクティー風味でした。あと個人的にとても重要なアイテムとして小瓶に入れた塩コショウがありました。
PBPの食事は悪名名高いですが、自分の見解では地元のおばちゃんが地元の料理を提供している感じです。で、一番の問題は普通の地元の料理なんで塩分がスポーツマン向けではなく全然足りません。たしか小分けされた塩などは置いてありましたが、瓶に入ったマイ塩コショウがあれば食事に満足できる可能性大幅アップです。醤油は液体だから持ち運びのハードルが高いです。
前回途中で調子が悪くなった人の一部には塩分喪失に補充が追いついて居なかった人もいたと思います。
水分ですが自販機はありません。カフェなどではジュースやカフェオレやアルコールはありますがPCだとトイレの水道の水が一番一般的でした。食事コーナーには水なども売っていましたが外人たちはトイレで水を汲むスタイルで自分もそれをしていました。体調不良にはならなかったです。
PBPの食事について。
まず会場でのスタート前の食事は提供されないし返金もされない可能性があるので強くお勧めしません。ただスタートの街の規模によっては必須になるかもしれませんが・・・。
で、走行中の食事ですが基本的にPCや通過チェックにある食堂になります。勿論道中にカフェやバー、レストランもありますが大きな街にしかないですし日中しかやっていないことがほとんどです。スーパーも2件ほどコース上にありましたが(コースも変更があるだろうから参考にならないかもしれませんが)少ないです。自販機はたしか無かったです。
パン屋さんはよかったですが2件くらいしか見かけなかったです。日本のようなコンビニはありません。
以上の理由からPCや通過チェックの食堂を利用することになりますがいくつか問題がありました。まず高いです。大学の食堂など似た形式で列にならんで食べたいものがあるコーナーで好きなものを選ぶ形式になりますが、3品くらいで10ユーロを越えます。がっつり食べようとすると20ユーロくらいになります。来年の
PBPの際にどれくらいのレートかわかりませんが1ユーロ=130円くらいとすると一食で1000円以上かかります。たしかカードは使用できなかったので現金はしっかり持ち歩きましょう。
一品あたりの量はそれなりに多いですが、味も問題があります。個人的な感想はかなりの薄味です。うっすらとバターでソテーしたような味付けのものもありました。あきらかに運動中向けの味付けではないので塩は持参した方が絶対にいいです。イタリア人もバターソテーのインゲン豆は一口食べて「味がしない」と言っていたくらいです(食べたときのゼスチャーより推測)。
あとは時間がかかります。参加者が大勢利用しますが、レジが遅いです。ボランティアがやっているので文句は言えませんが、レジで長蛇の列が出来ます。PCの食堂を利用すると食事で30-40分くらいかかる印象でした。あとはPCによっては軽食コーナーがあるところもあります。パン系のメニューを扱っているところが多いですがフランパンにチーズとハムが挟まっているものが2-3ユーロくらいですがボリュームがありお勧めです。ただフランスパンなので顎が疲れます。サンドイッチ系は基本的にフランスパンに具材が挟まっているタイプです。他にもソーセージが挟まったタイプのものもありましたが、こちらも美味しかったです。サンドイッチは比較的リーズナブルなのでお勧めですが顎と相談です。
他にもPCで普通の菓子パンを扱っている場所もありましたが、4個くらい選んだら10ユーロ越えました。
食事は一食最低でも10ユーロくらいかかると計算したほうが良いでしょう。
自分はPC以外の食事はブレストでPCの食堂があまりに込んでいたのでPCを出てすぐにあったハンバーガーショップに行きましたが、混んでおり店員が処理においつかず結局一時間くらいかかりました。値段も安くなかったです。
2回パン屋さんへは行きましたが、これは両方ともよかったです。是非道中にパン屋さんがあったら寄ってみてください。スーパーもよりましたが、スーパーで売っているサンドイッチはまずいことで有名なので、バケットは美味しいですが、このサンドイッチはやめた方が良いです。
カフェやバーには寄らなかったのでわかりません。
基本現金しか使えないことを考えると200-300ユーロは現金で持った方がいいかもしれないですね。