3.SKS レンコンプレッサー MVヘッド 国内定価税別12000円 (Wiggle \6384)
75psiまでの回数/秒=27回/17秒
黒塗装で硬めの木製ハンドル、シリンダーは焼入れパイプ。ベースは鋳鉄で重量感があり、折りたたみ機構もガッチリ固定されとても安定しています。構造も非常にシンプルなので確かに消耗品を交換すれば一生物というのもうなずけます。圧力計の精度は100psi時に91.5、93.6psiの2回平均で7%の誤差でした。このクラスのポンプだと通常5%未満を想像していただけにちょっとガッカリ。75psiにするには80psiを超えるぐらい入れないとダメ。メーターも小ぶりで高圧までメモリがあるので50psi付近で運用している場合は見ずらい・・
75psiまでのポンピング回数は27回ですが、シリンダー径が細くてストロークが短かく軽く空気が入るので高速にポンピングできます。限界高速ポンピングして16~17秒程度なので1回の吐出量が少なくても我慢できます。
MVヘッドは米式と仏式の2つの穴があり、差し込んでいない方は自動で空気が遮断する仕組みなっています。レバーも大きくて軽く、外すときもバチコーンと指に当たることもなく使い勝手がいいです。レバーを開放したあとの口金を外すときに少し固いのさえなければヒラメなくても申し分ない感じですが、くわえ方の問題か極稀に遮断せず、空気が漏れて入らないときがありました。うちのだけかもですが・・このヘッドの仏式専用が手動切替レバーでもあればいいのにと思いました。
MV口金 上が米式、下が仏式 ストロークサイズ比較
○総評
現物を手に取ると質実剛健なのはわかりますが、同じSKSのAirBASE Proの方が長いシリンダーでポンピング回数も少なく、ラバーコーティングハンドルの握りやすさ、上部メーターの見やすさにゲージいらずの精度、更に重いベースの安定性(AirBASEpro3.1kg、レンコン2.2kg)、アルミボディにアルミ削り出しのシリンダーカバーなど素材や仕上げも含めほぼすべての面でワンランク上に感じます。
レンコンプレッサーは昔のポンプを「そうそうこの感じ!」とノスタルジックに浸りながら使う感じでしょうか・・とは言ってもトピークやサーファスよりも軽く確実なポンピングや入れ心地の良さ口金の使い勝手は間違いないので、6000円代でこの入れ心地で一生物のポンプ買えると思えば安いとは言えます。
ただ国内価格の12000円出すなら同じSKSのニューモデルAIRWORX PLUS 10.0 9800円の方が使い勝手は断然上だと思うので、私はこちらをおすすめしたいです。素材や質感、最大圧力がAirBASEproより落とされてるのが残念ですが、圧力に関しては高圧じゃない方がメーターも見やすいですし、大きな上部ゲージに圧力調整弁もついているので使い勝手はかなり良いと思います。
ということでレンコンプレッサーは国内定価12000円の価値はないなぁ・・というのが正直な感想です。入れ心地以外の使い勝手は普通なのでビンテージポンプって感じ。同じSKSのAirBASE pro があの質感、入れ心地、使い勝手で国内で1万で買えてたので、レンコンプレッサーは海外の値段の6000~7000円が妥当な価値だと思います。
以下は個人的な口金の使いやすさです。取りつけ取り外し時のバルブ根本へのダメージまで考えるとやっぱりヒラメが一番ですね。
ヒラメ>>>SKS MV≧トピークツインヘッド>>>>>サーファスマルチ
問題の口金 交換後 やっぱりヒラメ
サーファス同等のLifeLine - Essential フロアポンプですが、使っていくうちに口金のあまりの使いづらさに耐えきれず、ヒラメに交換してしまいました。ヒラメに交換するとポンピング時の軽さも相まって抜群の使い心地になりました。トータルで5000円ちょっととポンプとしては値が貼りますが、女性でも装着、ポンピング共にちょー軽くできて使い心地は申し分ないです。
上で
>付属品こそないですがこの値段でFP-200相当が買えると思うと文句のつけようがないぐらいの性能です。
と書きましたが、口金に関しては私の用途だとストレスが溜まって使い物になりませんでした。
・ダメな点
①バルブをくわえ込むときに奥までぐっと押し込みながらレバーを倒して固定しないと空気が入らないところ。押し込みが甘いと空気が入らず装着のやり直しになる。これ、私のようにバルブのネジを使わない人はバルブ根本に結構な負担がかかるのでチューブを痛めやすいと思います。
②英式バルブにそのまま入れられないところ。英式バルブでもシュワルベとかスーパーバルブのような先端の長いものはそのままくわえ込めますが、虫ゴムタイプのノーマルバルブだとギリギリ足りないので押し付けながらじゃないと空気を入れられません。
③レバーが固く、外すときにバチコーンって指を挟む恐れがあるところ。挟むとかなり痛いです。
②もそうですが私の場合は①が致命的でした。今後買う人の参考までに報告しておきます。
GIYOのGF-55は私も持っててこの口金も知ってますが、このほうがLifeLineのマルチヘッドより少しマシでした。LifeLineやサーファスのOEMはGIYOですが、GIYOの口金は私の中では評価低いです。
両頭ヘッドはトピークのが余っててこれは普通には使えますが、先日買ったヒラメを余らせておくのももったいないので贅沢に使っちゃいました。2000円ぐらいでこれに近い勝手のがあればいいんですが・・
サイレンス・スズカさん
GIYO(ジーヨ) GP-61Sを使っていたら、中からスプリングが跳び出ちゃいました。
そのあと分解して、ピンセット使ってどうにか入れ込んだんだけれど、大丈夫ですかね?
買ったばっかしなのでアマゾンに返品しようかどうかちょっと迷ってます。
別件で親戚の小6に自転車1台(貸して)あげてるんですが、GIYO(ジーヨ) GP-61Sだと上手く空気が入れられない。小6だとまだ筋力が足りないのか!?!?
とういうわけで、お手頃なフロアポンプ探してるんですがなにかお勧めないですかね?
今はパナレーサーあたり(amazonで2000円ちょっとで売っている黄色い奴)でいいかな?なんて思ってるんですが、それとも4000円台のトピークアタリが無難ですかねぇー(-_-;)
tour-neyさん
その黄色い2000円のポンプ、プラ製では?
スチールでその値段はありえない…
サイレンス・スズカさん
そうですね。
プラ製が2200円で、アルミ製が2600円ですね。
tour-neyさん
安くてとりあえず使えるのはこれ
https://www.giant.co.jp/giant21/acc_datail.php?p_id=A0000517
ジャイアント コントロールタワー3
これは一回のエアー量は少ないですが、細身のタイヤなら問題なし。あさひでもありますし、何故か異常に安い。これならサーファス等のOEMポンプとの比較なら戦える。
サイレンス・スズカさん
分解した様子です。 スプリングがゆがんでいるのが分かります。 ちなみにこれが正常な場合。スプリングの中心が真ん中にちゃんと来てます。
>返品です。
了解です(-_-)
>スキルがないだけ、大人でも入れられない人はいっぱいいます。空気入れは自転車整備の最難関整備。
以前から言っている意味が今回、とてもよく分かりました。
いくら口で説明しても、フォーム見せても、なかなか思ったようにできない。
下手こいてバルブ折られてもめんどくさいんで、携帯ポンプは諦めて、フロアポンプにしました。
>パナレーサー(Panaracer) 空気入れ 楽々ポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応¥1,673
ちょっと、怖いもの見たさで買ってみます。
ついでにレポートあげます。
ダメならトピークジョーブロー スポーツ IIIでも買います。
ではでは、レポート待っていてください。
tour-neyさんへ、
ジャイアント コントロールタワー3は次回の機会に試してみます。ありがとうございました。
追加報告です。
スプリングが飛び出たGIYO(ジーヨ) GP-61S 携帯ポンプなんですが、返品期限が過ぎてしまって返品できないことに気が付きました。
で、ふと、捨てるのもなんだし試しに一回、スプリングが無かったらどんな風に空気が抜けるのか(もしくは空気が入らないのか)確認してみたら、普通に空気が入った。((+_+))びっくし
全く支障なく使えるのですが・・・・・・どうしましょ、コレ
鶏 泰造さん
そのくらいのバネの変形なら、ラジオペンチで修正できませんか?
サイレンス・スズカさん
パナソニックのロゴにはブラシーボ効果があるのでしょうか? フレンチバルブに空気を入れるためにはアダプターが必要です。 こんな感じです。
パナレーサー(Panaracer) 空気入れ 楽々ポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応が届きましたのでレビューをあげます。
最初の見ため。思いのほかしっかりしてるかな?
実際に手に持った感想。ちゃっちいな、コレ。
と言った感じです。特にホースの部分がちょっと心もとないですね。
普段シリカのスーパーピスタにヒラメを使っている人間としては。
次に空気の入れ方なのですが、付属しているフレンチバルブから米バルブのアダプターを付けます。
0気圧から20回ポンピングしたら6気圧まで上がりました。
意外としっかり空気が入る。ちょっと驚きです。
アダプターを付けるのも、ヒラメになれてるからめんどくさいので、以前のシリカの備え付けのバルブに比べたらしっかり固定されている分、入れやすいです。
ありがとうございます。ディープさん。
これなら、小学生でも楽々入る。
尚、例のGIYOの携帯ポンプは販売元の岩井商会に問い合わせ中です。
連絡が来たら、また報告します。
意外と使える、パナの圧力計。
まぁ、信用しすぎるのもアレですが・・・
>このパナ、ヒラメに交換したらいいかなと思ってました。
やっぱ、それがベストだと思うんですけれど、ヒラメってほら、お高いじゃないですか。(-_-;)
そこまでお金出してあげるのって、ちょっと抵抗あるんですよねー。すみません。ケチで。
>小学生は空気圧計ない方がいいです。最初からメーターに頼ると第六感が衰え、自力で物事をみようとしません。まず自力で空気圧を読めるようになり、次にメーターを使い、メーターが数値おかしい時は「これ数値間違ってるよ」と言える人になって欲しい。
そう、そこはこだわっていきたいんですよ。
実際に、ちょうどいい空気圧の時にタイヤを指で押してその感覚を覚えてもらって、次に空気を抜いた時の乗り心地と、空気をパンパンに(6気圧位)入れたときの乗り心地ためしてもらって、ちょうどいい空気圧ってのを自分でしっかりと覚えてもらいたいと思っております。
実際にやって、確かに空気圧が低い時と高い時の違いは分かってましたね。
>GIYO、岩井が売ってるの?長いこといってないなあ。GIYO不良多いの?と今度、社長に聞いて見よ。
はい、そうなんですけれど、まだ連絡来ないですねー。(-_-;)
ちなみに貸している自転車は例のマイパラスM-702です。
というわけで、岩井商会からお返事がありました。
『誠に申し訳ありませんが弊社ではGIYOブランドの商品の取扱は
行っております、お問合せの「GP-61S」につきましては弊社で
取扱をしておらず、これまでも取り扱ったことはございません。
スプリングというのは口金先端の米仏バルブ切替部のパーツの事に
なりますでしょうか?
仏式バルブを挿入した際にバルブの頭を押えることで空気の入りを
補助するためのものかと思いますが空気がきちんと入っているということであれば
無くてもご使用は頂けるかと思います。
先述させて頂きましたように弊社取り扱い外商品ですので対応については
断定的なことは申し上げられませんがご容赦ください』
ですって。(・o・)
まぁ、結局のところ、ディープさんが正解という事で。
いや、普通にAmazonで買ったんですが。
個人で海外から輸入でもしたのでしょうか?
ギアントさん
ピン → ボルト&ナットに交換
PanaracerのBFP-AMAS1の取っ手がこわれてきたので、使えなくなってしまう前に記録しようと思い計測しました。重複しますがお許し下さい。
0-5bar/700x23c(ルビノプロⅢ)/airboneエアゲージ経由
Panaracer BFP-AMAS1
47秒 100回
Panaracer FTP-BKG
34秒 80回
よく覚えていません。どこかの百均製
24秒 50回
個人的感想
Panaracer BFP-AMAS1
土台が不安定なので芯に沿って押し込まないとカクッとこけそうになる。
Panaracer FTP-BKG
押し上げのスプリングが強く、必要以上に疲れる。
どこかの百均製
体重の軽い女性や子供にはポンピングが重く感じると思われる。体重が65kgあり他の良品を知らない人間(ギアント)には無問題。
熱くなりやすい。8bar位入れた後にバルブから外すときにモワッと煙?水蒸気?の様なものが出る。
仏-米アダプタが必要。
https://youtu.be/-tNBRGzgcr8
ティゴラ 圧力ゲージ付き高気圧対応フロアポンプ(3,072円)
https://store.alpen-group.jp/f/dsg-82720-
0-5bar/700x23c(ルビノプロⅢ)/airboneエアゲージ経由
20秒 18回
https://youtu.be/B2HfTL2o7X4
個人的感想
圧力ゲージが大きい。
付属ゲージ値72psi
airboneゲージ値80psi
正解は不明。どちらも不正解の可能性あり。
スレッド内でフロアポンプの全長や使用者の身長について記載されていたが、理解しないまま読み飛ばしていて、いざ使用するときにやっと理解しました。ちびにはハンドル位置が高く、藤崎マーケットのラララライ体操みたいな腕の上下だけでは5bar越えは無理だということに。
耐久性もまだ不明。ヘッドにもいずれ不満をいだくのでしょう。初!のフロアポンプなので、今は所有欲が満たされてにっこりです。