自転車道場

ピスト(固定ギア)で基礎を叩き直すプランの指南 / 165

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ディープインパクト 2024/08/14 (水) 10:49:09

 skogenさん
Fenixと古いクロモリ自転車の写真を重ね合わせてみました
画像1
このところシングルスピードばかり乗ってます。
最初は楽しい・嬉しいルンルン気分だったんですが、だんだん良い所、悪い所も分かってきました。何が分かったかって、昔のフレームだから楽に乗れる、というのは間違っていたという事。

フレームは25年ぐらい前のナショナル製で、ロード用をシングルで組んだものです。
このフレームはハンガー下がりが53mmです。比較対象のロードバイク(Ridley Fenix)は68mm。フォークオフセットは1cm長く、ホイールベースは98cmです。それ以外のジオメトリーはFenixとほぼ同じです。

ハンガー下がりの差はわずか15mm程度ですが、乗った時の安定性はだいぶ違います。BBの位置が変わると、車体を左右に振った時とか漕ぎ出し時の挙動とか、いろいろ変わるんですね。なんか不安定だけど、振りにくいというか体への追従性が悪い。そして、停止した時に地面に足がほんとに着かないのでちょっと怖い(笑)。

乗り心地は思ったより固い。荒れた舗装路や段差は自転車全体が振動して吸収する感じです。前に乗っていたアルミフレームで感じた刺すような振動は無いので、クロモリフレームの乗り心地が悪い訳ではありません。一方で、カーボンバイクのFenixは骨太で頑丈だけど、フレーム全体が振動することなく、素材の特性である大きな内部損失で衝撃を吸収します。ホイールの差かと思い、フロントホイールだけRS21と交換して走ってみましたが、印象は変わりません。OpenProの方がRS21より少し固いのが分かっただけ。フレームの差なんですね。

以上、ややレトロなシングルスピードの自転車で気楽に霊場巡りでもして、6th senseを身に付けようと目論んでましたが、のんびり乗る気になれない。老体に鞭を打つ、ちょっと厳しい自転車でした。昔、乗っていたロードマンの記憶は単なるノスタルジーだったのかな?

でも、簡素な清々しさが気に入っています。やや操り難いフレームの言いなりにならずに、のんびり乗る技術と気持ちを身に付けないといけませんね。

あれ?シングルスピードのスレなのにフレームの話ばかりになってしまいました。
シングルスピードの話をすると、、、坂道が登れません(涙)。

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