しんくんパパさん競輪選手も真っ青なくらい走ってますね。最近はクロスは全く乗らないのですか?
僕は自転車競技修行時代はメーターをつけてなかったので、どのくらい距離走ってたかわかりませんが毎日100kmは走ってたので年間3万kmはいってたかなあと思います。昔は速度にこだわって走ってたので常に地獄、もう朝ハンドル見るだけで坂の上りで吐きそうなイメージ、それでも毎日毎日走ったけど、マゾ的な練習って絶対身体にも精神的にもよくない。
競輪選手は引退したら自転車乗らなくなる人が多いですが、引退してまで地獄味わいたくないので気持ちはわかります。僕も自転車乗るのが幸せと思えるようになったのは、結構最近です。以前は神風特攻隊みたいな覚悟で家から出発してました。家に帰ってきたら「今日も生き残った」と思ってましたから、そのくらいの覚悟ないと続けられなかったですね。
でも若い子教えるようになって苦しいことはするな、自転車は軽く楽に走れ!と自分の修業時代と真逆のことを教えて、ほとんど練習しない子がレースに勝つし記録は伸びるし、やっぱ僕の練習方法は間違っていたと実感。
競輪は靴下履かないから真冬でも裸足で練習しろとか、師匠に無茶苦茶な掟作られて守ってたけど、そういうのは僕の代で終わりにした。もちろん理にかなってる掟もあります。でも3本ローラーは固定ギアピスト以外では乗るなとか、別に何で乗ってもいいやん。今はプルミーノで千メーターTTなんてやってますから、師匠に知られたら破門ですね。ロードで3本乗っても、なめてるんかとパンチ飛んできてましたから・・・。
今は自転車で走れるだけでも健康な証明だし、とても幸せだなあと思います。
高級自動車乗って前にいる自転車をあおり運転してクラクションならしているような貧しい人間にはなりたくないです。日本は金は持ってるけど貧しい人が多いなあと、自転車乗ってるとよく思う。昨日は猿の集団が10匹くらい道路を歩いていた、その中の2匹が背中に赤ちゃんザルを乗せていて、しがみついていた。猿の赤ちゃんってダッコひもなしで、自力でしがみついて母と一緒に移動するんですね。知らなかった。猿は赤ちゃんの時代から握力鍛えてます。
こんな風景も自転車だからこそ見れます。