>Lボルトを一杯に締め込んでも1速ではロー側に入らず2速まで、
締めるとH側に動くので、それで正常です。1速にするならゆるめます。
Hボルトの調整はワイヤーを外してやってください。写真1参照
ワイヤー外した状態でトップギアとRDのプーリーが直線になる位置になるようにHネジで調整してください。Hネジは締めるとRDがロー側に動きます。ゆるめるとハイ側に動く。チェーン落ちしないようにハイ側を調整します。
以下は変速できるなら今は触らなくていいですが、変速の動きを芸術的なレベルに高めたいならやってください。
チェーンの長さが短いです。ワンコマか2コマ足せばベスト。
だいたい完成車新車整備のままだとチェーンは短めになってます。
2枚目写真はtour-neyさん501の新車時のチェーン、2枚目が2コマ足したもの。この新車時の長さだとワイドギアを入れると変速できなくなります。
チェーンは張ると重く硬くなり抵抗が増えます。ピストやシングルギアを整備すれば張りが走行にどう影響するかわかります。多段変速の場合プーリーで張り調整しますが、短い場合はシングルギアと同じように抵抗が増え重くなります。変速はできますが走行の軽さ、変速時のショック、変速時間などが最適な長さの時より悪くなります。シビアな時は変速ができなくなる。
チェーンの長さは変速に影響大なので、変速整備はチェーンの長さを決める所から始まります。
基本的に短いより長い方が害が少ない。なので前最小ギア×後最小ギアでプーリーとチェーンが干渉しないギリギリの長さから調整します。長いのを短くしていくのは短いのを継いで長くするのより簡単。前最大×後最大ギアの時にRDに負担をかけず動かせるかどうかが重要。チェーンをあんまり張りすぎるとRDが壊れます。
tomomoGTSさんの自転車は後最小ギアでRDがたってるので、たぶん2枚目の写真位だと思います。新車そのままだと、この長さが普通。ボス6速位でリアの最小ー最大のギア差が少ない場合はこの位の長さでも大丈夫ですけど、将来的にフロントダブルやトリプル、またはスプロケを11-32のようなギア差のあるものに交換したりする時は、この長さで変速できなくなります。
変速整備はチェーンの長さがとても重要なので、今後整備する時は覚えておいてください。
Bテンションボルトもチェーンの張り調整をするためについています。張りがきつい時はゆるめ、張りがゆるい時は締めます。(しかし、あまり効果がない時が多いのでBテンションには期待しすぎないように)
>ボルト止めからクイックになりましたが、写真の状態では危険な取り付けになっていないか教えて頂きたいです。
大丈夫です。初心者がよくやる失敗は、クイックをレバーを倒して締めるのではなくグルグル回して締める(ママチャリのシートボルトはグルグル回して締めますが、これとクイックを勘違いしている)必ずレバーを倒して締めてください。グルグル回して締めてはダメ。
もうひとつよくやるのは「締めすぎ」、クイック壊れるくらい硬く締め込む人が多い。あまりきつく締めると部品そのものが壊れるので、緩すぎずきつすぎず、最適な力加減を覚えてください。
がんばって!