チェーンは自転車整備で最も難しい分野で相当危険が伴うので、これまで避けてきました。公開の掲示板なので真似されてけが人出ても困るので、しかし避けて通れない部品なので情報交換しましょう。*但し危険を誘発しそうなレスは削除するかもしれません。
僕のチェーン整備についての考え方
1.掃除に時間とお金をかけず、新品交換にお金をかける。
僕はチェーンの掃除はミシン油差してボロでふくだけです。
https://www.youtube.com/watch?v=UbJ8Ft-0o7c
チェーンをボロではさんで、グルグルクランクを回して、スルスルっと動けば終了。ひっかかればきれいにふく、それだけです。
いくらピカピカにしてもチェーンは延びたら終わり、延びたチェーンを使い続けると変速機に負担がかかり寿命が縮みます、変速調子狂ったと思ったらすぐ新品チェーンに交換。チェーンの寿命の話をすると、Aさんは1000kmといいBさんは1万kmという、どちらも正解です。簡単に言えば芸術的な変速で走れる寿命といえばAさんになり、10回変速して1回くらい他の段に飛んでもいいとか、ガチャガチャ変速しない時間が長くてもいいとかならBさんになります。なんでもいいなら切れるまで使い続けることは可能です。僕は芸術的変速にあわせた寿命で交換します。
では中身の話をしましょう。情報画像を4枚アップします。
1~3は出展元 サイクルベースあさひ
http://www.cb-asahi.co.jp/html/size-chain.html
4はこのブログです。
http://blog.livedoor.jp/lowrider_hide/archives/52102747.html
この表からいろいろなことがわかります。
厚歯と薄歯の違いとか、6,7,8,9,10,11速の幅、プレート厚み、スプロケットギア厚みetc。
11速チェーンのプレートがものすごく薄いのもわかります。
チェーンの整備は大きく分けると2つになります。
下手な人がいい加減にやっても問題が出にくいチェーン
8速以下のチェーン、厚歯シングル用チェーン
このクラスはまともなチェーンカッターでピンを正確に着脱する技術があるならピンの再利用が出来ます。
真剣に気合い入れてやらないと切れるチェーン
9,10,11速
このクラスはピンの再利用はできません、コネクティングピンが必要です。
そして垂直にぶれずにピンを押し込める技術と工具が必要です。
整備の注意点は垂直にピンをスライドさせることで、ねじって穴を広げない。特に抜くときに穴を広げてしまうので、抜くときに気合い入れましょう。
僕の実験と経験では切れやすい順番は10>9>11です。なぜか11速チェーンが一番完成度が高い整備が出来ます。10速は最悪、9速もあたり外れがあって最悪のものがあります。11速はまだ外れが少ない?。・・・つづく
m07035さん
ディープさん。
とても勉強になります。
ディープさんのやり方なのですが、先にミシン油を付けてからボロで拭いているのでしょうか?
それとも、ボロで拭いて綺麗にしてからミシン油を付けて終了なのでしょうか??
通常は汚れを拭き取るのが先です。新品チェーンなどは表面の油をとるのにミシン油をドバッとつけて拭き取ります。拭き取った後に最後にもう一度薄くミシン油をつけます。
油は汚れを呼ぶので、必要最少限に、できるだけ使わないようにしています。
botan253さん
チェーンには、筆ペンでミシン油とモリブデンを混ぜたものを、チェーンに塗っていいます。
左右と裏表。
中古の筆ペンの、内臓を、取りそこに、ミシン油とモリブデンを10滴ほど入れ、絞り出しつつ、チェーに塗っています。その後ぼろ布で油をよくふき取ります。6回ほどふき取りのぼろ布の場所を、変えたら終了。
この作業を、月2回位します。それでもチェーンの音が聞こえると交換しています。11が長持ちしているのは、道場長と同じなので、自分の調整に安心しました。