skogenさん
私も同じような考えに落ち着いてます。
ホイール全体の共振周波数、あるいは振動の伝わり方の違い。気持ちよく走れるのは、そこの差かなって思ってます。固く締め上げたホイールは音が気持ち良い。
私自身は「ヌルい」という表現をしたことは無いと思います。ホイールの印象については、「鈍い」=ペダルにトルクを掛けた時の反応、横剛性=直進安定性と分けています。
駆動力が伝わるかどうかは「ヌルい」という表現でも良いかも知れませんが、「鈍い」の方が適切かな。普段から信号停止時とかに良くやるんですが、静止状態でブレーキを前後とも掛けて、ペダルをぐいっと踏んでペダルからリムまでの固さを確かめます。あとは走行時に加速を掛けた時の自転車の進み具合。
横剛性は「ヌルい」という感覚では無くて、直進安定性。トラックをRS21で走ったことがあるんですが、ちょっと怖かった。下手くそなので、わずかにハンドルがブレると、ラインを外します。路面抵抗が極端に高いので分かるのかも知れません。
あと、下りのハンドリングのブレも横剛性の違いを感じます。これも下手くそだからライン取りが悪いので違いが分かる。特に滑り止めのカラー舗装がしてあるところ。山道だと舗装の継ぎ目や荒れも多く、タイヤが段差で振られることも多いので、そういう時に感じる安定性。
ただ、本当に横剛性の違いかと言われると、残念ながら分かりません。リムもスポークもハブも違いますから。同じホイールでスポークを間引いて、本数を減らしたら分かるんでしょうけど。
シャフトを交換して横剛性の大小を体感するというのは面白いアイデアですね。前の書き込みで引用したrouesartisanalesの説明にはMavicのエンジニアの横剛性に関する説明が出ています。ハブからタイヤまでの力の掛かり方の簡単な図が描かれています。ライダーの出力で変わるようですが、テスト結果の数字(N/mm)はある程度以上の強さのホイールであれば、普通のライダーが気にする必要が無い数字のように読めます。
ホイールは重量がカタログ値に記載され、スポークの本数で空気抵抗の差が謳われ、ユーザは惑わされます。でも、私みたいな普通の人にはスポークの本数が多くて、硬くて精度が高くて頑丈なホイールの方が向いてるんじゃ無いのかなって最近は思ってます。