Austerlitzさん
m07035さん、
>「ロードは100㎜以上のステムを付けることを基本に作られている」といった事をよく耳にします。
とのこと、フレームビルダーさんのところで聞いた話ですが、「特に指定がなければステム長110mm前提で図面を引く」だそうです。
僕は身長171cm(たぶん)なのでm07035さんと身長さほど変わらずで、且つ同じViper510サイズに乗っています(Viperはトップチューブ長525mmですが、ホリゾンタル換算したら530あると思います)。
僕はサドル沼ならぬステム沼に落ちて(笑)、Viperで100~130mm、±6°~17°ステムを一通り試してみましたが、現在のところ110mm、6°に落ち着いています。120mmでも乗れますが、寒さで筋肉が硬くなっているのでちょっと短くして楽しています。で、(参考にならないと思いますが)僕がステムの長さ較べて感じたことは(比較はアヘッドステムです)、
<ステム短い> ←→ <ステム長い>
反応機敏・短距離向き ←→ 安定感がある・長距離向き
と感じます。
個人的には、100mmより短いステムはなんだかいちいち反応が神経症的にうるさくて煩わしく感じられるので、110mmより長いステムを使いたいです。本当は120mm以上の安定感が好みなのだな、と比較してわかりました。なので、ステム長100mm以下を強要されるトップチューブ長のフレームは、そもそも購入しないと思います(ということで、メーカーやショップの言う適正身長はまったく参考にならないと考えています)。Viperのフレームはけっこう硬さを感じるのですが、ステム長ければ衝撃もだいぶ円くなります。
もっとも、このあたり、あくまで個々人の好みの範疇なので、ご自身の用途・走ったときの楽さで選ばれるのがいいと思います。
>1cm単位で長さの違うステムを試したことがありますが、最適なステム長から1cm長くなるとハンドルを遠く感じて、フォームが崩れます。
とskogenさんが書かれていますが、ステムを換えても、ハンドル換えることでリーチ(とドロップ)は調整できます=フォームは維持できます。ステムは自転車の性格を決める大事なパーツだとすごく感じているので、僕は使いたいステム(ステム長さ)から逆算してハンドル選んでいます(なので僕はショートリーチのハンドルで乗っています)。
ただ、既にみなさま書かれていますが、ステムを延ばしても速く走れません。
速く走るのなら、もっとも出力を維持できて、かつ空気抵抗の少ないフォームを突き詰めるのがいいのでは、と愚考します。そのフォームのためにステムを延ばすのであれば、それはもちろんありですが。
ともあれ、適正・快適がいちばんです^^
#ちなみに、宮澤崇史さんの本に書いてあったことですが、ステム長が適正かどうかは、ブラケットに手を置いた状態で、ハンドルのバー部分とフロントハブの重なり具合を見るといいです。
ハンドルとフロントハブが重なるか、ハブがやや前方に見える状態が、適正なステムの長さです。