ドラマスキーさん
重量 ビニ帯の通し方 ホイール全体とニップル向きの修正
リアホイールの組み方です。
プルミーノ9速化のために、ハブの反フリー側の薄いワッシャーをフリー側に移動します。フリー側は薄いワッシャー2枚となります。写真1参照。リアホイールの各部の重量です。これも写真1参照。リムとニップルとリムテープの重量はフロントと同じなので省略しました。
道場長から教えてもらったやり方を初心者用(私自身のことです)にアレンジして組みました。そのアレンジというのは、スポークをクロスさせたらビニ帯で仮留めするというものです。リムの穴にはまだスポークは通しません。全てのスポークをクロスさせてビニ帯で留めます。これを片面ずつ両面やります。リムと固定しないのでひっくり返す時はやりにくいです。
一部リムにニップルで固定した方が良いかも知れません。とにかく全部のスポークをクロスさせてビニ帯で仮留めします。ビニ帯の通す向きは写真2を参照してください。もしスポークの組み方を間違えていてもビニ帯の仮留めなので比較的に簡単に修正できます。確認が終わったらいよいよ本番です。リムのバルブ穴近くから順にスポークをニップルで仮固定していきます。ネジ山が少し見える程度まで締めます。
全てのスポークをニップルで仮固定し終わったら(まだ、スポークはゆるゆるの状態ですよ)、写真3のように同じ面の平行しているスポークを同時に手で握ってニップルの向きを修正します。両面ともに念入りにやるといいです。このリムはスポーク穴に左右のオフセットがありませんので、こうすることにより、ニップルとリムが摩擦で引っ掛かっているのを修正できます。これでスポークとニップルが一直線になればOKです。リムから見るとニップルが左右に一様にオフセットされているのがわかります。またニップルはハブの中心に向かっているのではなくハブフランジの接線方向(スポークと一直線だから)に向くことになります。
全てのスポークをペアにしてビニタイで仮留め ニップルを仮締め
1つ前の [191-12244] の写真ですが、反フリー側のスポークの通し方が1つずれていたので訂正します。イタリアン組みです。書き忘れましたけど、ニップルを取り付ける前にスポークのネジ部にグリスを塗ることを忘れない様にしましょう。感想ですが、ホイールを組むのは意外に楽しいので、病みつきになりそうです。そうなるとパークツールの振取り機を買うべきかなと思ったりしています。
道場長
初めてなので面倒くさいやり方でやって見ました。でも組み方がよくわかっていいのじゃないかなと思いました。2回目にもこのやり方でやるかどうかはわかりません。(多分やらない)
まだ自作のホイールで試走していませんが、ホイール組みもやって見ると楽しいですね。特に振り取りが楽しい。やってみるまでは思いもよらないことでした。振り取り台、やっぱりホーザンでしょうか。今でも日本人の匠の職人が作っているのなら買う価値があるでしょう。ところで台湾メーカーの振り取り台ってあるのでしょうか。
>スポークにグリス塗る人は見たことがないです。僕の実戦経験上では「やめた方がいいといっておきます」あとは自己責任でどうぞ
グリスを塗ってはいけないところだったのですね。いやあ、知りませんでした。塗ってしまったものはどうしようもなのでこのまま様子をみます。もしこれでニップルが緩んで困るなら、スポーク全とっかえします。みなさん、お気を付けください。
スポークのネジにはグリスを塗らない ←要注意!!