自転車道場

組み立て、整備相談 / 13

84 コメント
views
5 フォロー
13
ディープインパクト 2024/09/27 (金) 19:16:17

画像3   画像1   画像2      画像4
ステムへのハンドル取り付け     ブレーキケーブル  シフトケーブル
写真アップありがとうございます。じゃあ公開7分組完成教室いってみましょう!
◎前輪の組み立て。使う工具なし(手)
 丸い黒のプラスチック外して、そこにクイックシャフトを入れる、バネを両側に入れるように注意、片側に2個入れるのはダメ。次にその前輪をフレームに取り付け。フロントフォークに爪があると思うので、取付時に、ねじを爪を超えるようにゆるめてから回して入れてください。クイックの原理を理解してください。必ず最後はレバーを折りたたんで、しっかり締め込んでください。レバーを折りたたまないで手でねじを回しただけで終わる初心者の方が多いので、回した後、レバーを折りたたんでしっかり締めてください。

前輪を取り付ければ自転車が立ちます。どんどん組み立てましょう。
ハンドルとステムの結合。使う工具 4mmか5mmアレンキー 写真1参照
◎ねじは締める前にねじの一度外して先端にグリスを塗ってから締めてください。グリスは多く塗らないでね。
前ブレーキの取り付け。使う工具 5mmアレンキー(ねじはグリスを塗って締めること)
サドルとシートポストの結合。使う工具 5mmか6mmのアレンキー
結合したシートポストをフレームに取り付けます。フレームに挿入する部分にグリスを塗る。

STIのハンドル取り付け。STIをハンドルに取り付けます。使用工具 5mmアレンキー
ワイヤーも通すのでブランケットのゴムはめくって折りたたむか外してしまった方が作業はしやすいです。
写真2のようにねじは外側下にあります。ハンドルにSTIレバーを取り付け後にSTIレバーにシフトワイヤーとブレーキワイヤーを通します。
写真3、4参照 注意点
ブレーキワイヤーはレバーを引いて内側へ倒した状態で通します。シフトワイヤーはリア側はトップ、フロント側はロー位置にシフトを合わせてから通します。整備で重要なことは力任せでしないこと。構造を理解して、力ではなく頭で無理せずやってください。ワイヤーを通すことは簡単なので

STIをハンドルに取り付けたら、ワイヤーを取り付けていきましょう。まずブレーキワイヤーにアウターワイヤーを通します。通すときにミシンオイルを先端に少し塗ればオイルが全体に行き渡り抵抗が減少します。なければそのままでいいです。次にシフトワイヤーを通します。シフトワイヤーで注意する点はフレームBB下のワイヤー受けに必ず通してください。フロント側、リア側と別れていますので間違わずに、それぞれ通してください。長くなってきたので休憩。

ワイヤー類は、レバーを何度も動かして遊びがないか、確実にセットされているかを確認します。
ブレーキはハンドルの高さやブラケット位置が変わるとワイヤーが足りなくなる可能性があるので、多めに残してカットします。シフトワイヤーもグッと引っ張ってねじ止め後、少し長めにカットします。
後ろブレーキのリアアウターは長すぎるのも短すぎるのもよくないです。
長すぎる例画像1
調整後画像1
ハンドル位置、サドル角度などはサイレンス・スズカさんのviperが美しいので参考にどうぞ。
画像1
ただ個人差があるので、最終的には自分が一番楽な状態にしてください。ワイヤーをねじ止めすればブレーキとシフトが動くようになります。
ある程度組み上がったら。簡単なチェックをしましょう。

まず10cmくらい自転車を持ち上げて落として音を聞いてください。特にフロントフォークが回りがガタガタいうので注意してください。何か変な音が出たら、調整不足なので治しましょう。
ステムのねじは締める順番があるので、ハンドルの回転が重くならないように、ガタが出ないで一番軽い位置に調整してください。(ほとんどの自転車屋レベルの整備はハンドルの回転が重すぎるように整備されています)本当はハンドルはもっと軽く動くので、きちんと調整しましょう。ヘッドのベアリングもグリスアップするものなら、グリスをAZウレアに交換すれば軽くなります。
ステムのねじを締める順番。画像1
上(1)のねじを最初に締め込むとハンドルが重くなるので、軽く締めてから2,3のねじを締め込み最後に上(1、4)を締め込むとハンドルが重くならないように固定できます。

バーテープの巻き方
必ず握って締まる方向に巻いてください。ほどけないためです。バーテープは位置が最終的に決まってから最後に巻きましょう。両面テープ付きのものはやりなおしできません。

センターの確認
本当は一番最初にすべきことなのですけど、いろいろ書くとややこしいので組み上がってからでいいですけど。前輪をクイックを解除した状態で下にグッと押し込み、センターが出ているか確認 ホイールを反転して同じように確認。後輪も同じように確認。センター出ていればOKです。VIPERは品質高いのでフレームは大丈夫だと思います。もっと確認するには糸を張って各部を測定しますけど、今は省略。

チェーンホイールのセンターも見ておきましょう。チェーンを外した状態でクランクを回してギアが振っているかどうかを確認します。許容量は個人差がありますけど、このスギノチェーンホイールだと3mmくらいでしょうか?5mm振ってれば不良ですね。交換してもらいましょう。

ハブ軸のガタ確認。ハブ軸左右両側をグッとつかんで上下前後に動かしてガタがなければOKです。
この時に回転のスムーズさも確認しましょう。回転がひっかかったり重かったりする時は、ハブ軸の調整をします。必要工具 ハブスパナ 13mm~17mm このVIPERはたぶん前13mm、後16mmだと思います。それとモンキーレンチか外側ナットに対応するスパナ。
とりあえずここまで。わからないことがあれば質問してください。

通報 ...