食行動の実践する上で、知識や金銭面などで難しい学生にはどのようなサポートが必要になると考えますか。
考察の2つ目で「外向性の上位群は,海外留学をする上で自身の知識不足が原因で授業に付いていけない可能性を危惧している点が推測でき」とあるのですが、その点の不安はどのように対処できると考えていますか。
先程の投稿の文献は以下のものになります。 五十嵐桂一(1999)有酸素性能力が体脂肪に与える影響について.東京工芸大学芸術学部紀要,(6)91-93
①体脂肪量などの身体的特徴が有酸素性能力に影響す るのかについて 体脂肪量を対象者の最大酸素摂取量と照らし合わせると、比較的体脂肪量が多いA、Bの2人は、最大酸素摂取量が低いため有酸素性能力に影響する可能性があります。 また、五十嵐(1999)の有酸素性能力が体脂肪に与える影響についての研究結果からも、最大酸素摂取量が高いものほど体脂肪が少ないことが明らかとなっているため、体脂肪量は有酸素性能力に影響を与えると考えられますので、今後、対象者を選定する際には、そのような点も考慮したいと思います。
②有酸素性能力を改善させるようなトレーニングを行 う上で、La以外の指標はどう考えるかについて 本研究においては、有酸素性能力を改善させるためのトレーニングにおいて、Laに着目しましたが、剣道選手の競技力向上を目的としたトレーニングを処方する上で、ある1つの指標のみを用いて処方するのではなく、複数の指標を用いてトレーニングを行う必要があると考えます。今後は、最大酸素摂取量、心拍数等の生理学的な指標を用いて、複数の観点から分析できればと考えております。
シャウトの方法について質問させてください。 実験協力者に対して,どのようなシャウトを行うように指示されましたか? またその指示にした理由も教えてください。よろしくお願いします。
質問いただきありがとうございます。 本研究で3RMの重量を用いた理由は2つあります。1つ目は、最大挙上重量で行うと非常に重い重量であるため速度を規定するのが困難であることです。2つ目は、女性を対象に行った研究であったので、技術の成熟度といった要因が含まれてしまうためです。女性は筋量の問題等あり、真の最大挙上重量を測るのは難しいため3RMで試してみました。また、3RMの値は、30.2kg±11.1でした。
質問いただきありがとうございます。 先行研究(菅野ら)では、重量の増加に伴い、最大床反力が増加するのではなく、最大床反力が発揮される負荷は個人差があると報告されています。 本研究の被験者群では、重量のレンジが低いため、床反力や力積に与える影響は少なかったと推測します。また、メトロノームをテンポ30に設定し速度を規定したため、上昇に要した時間は同じです。
御質問ありがとうございます。
ライフル射撃の特性上、身長は高め、体型は痩せ型よりは、肥満型の方が有利であると言われています。また、骨格の違いから骨盤が広い女性の方が男性よりも、本競技に向いているとされています。しかし、それは始めたばかりの初心者に顕著に現れる特徴であり、自身らが研究対象とした者達は少なくとも3年以上の経験を積んでいる為、そういった点での差は、無いものと考えております。
ご質問ありがとうございます。 本研究結果はすべての世代に当てはまらないと考えられます。理由としては、各世代によって元々の生活が異なるためです。世代によっては、睡眠習慣が新型コロナウイルス感染症の影響を受けない可能性もあると考えられます。
本研究を発展させていくため、就寝前の行動(カフェインの摂取やスマートフォンの使用状況など)の調査や、なぜ規則性が改善されたのかについて明らかにしていく必要があると考えています。これらを調査することによって、睡眠習慣を向上させる資料になるのではないかと考えています。 貴重なご意見ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。 考察にある就寝前とは、就寝30分前から1時間前を示しています(水野ら,1999)。 ご指摘いただいた通り、入浴や食事も睡眠の質に影響を与えると考えられます。今回の結果からはこれらを明らかにすることはできませんので、今後の課題とさせていただきます。 貴重なご意見ありがとうございます。
質問頂きありがとうございます。未経験者二名はともに野球の経験者でした。ご指摘の通りバスケットボール似た動作がある球技とない競技では異なる結果になると思います。私の意見としましては野球はバスケットボールと近い動作はないと思います。ほかの球技に関しては検証しきれていないため、今後の課題としたいと思います。
ご質問誠にありがとうございます。
共通性は、動作を解析し、算出された角度や加速度の項目を確認した際に、成功試技及び失敗試技において、数値が近似値になっている項目の状態を共通性と定義しました。
座標系は、X軸はサイドラインに平行とし、相手コート方向に正、Y軸はエンドラインに平行とし相手コートに向かって右方向に正、Z軸は鉛直上方向に正とし、カメラは下図のように設置しました。
ご質問いただき誠にありがとうございます。 泳速度の規定に関して、本実験では全試技・全意識段階において全力泳を被験者に依頼しました。
泳速度に対する努力度を普段よりも落とした泳ぎで被験者に依頼した場合、うねり動作により集中した泳ぎができるのではないかと考え、以下の変化を推察しています。
うねり0% 上半身の固定が強調された泳ぎが予想され、上胴・下胴の最大屈曲角度においてうねり0%とNeutral間で差が見られない →上胴・下胴を除いた最大屈曲角度の縮小
うねり100% 本研究では内省についての記載はしていませんが、インタビュー調査も行っていました。被験者から「泳速を落とせばより大きな動作が行える」と報告を受けていることから、この試技では身体の屈曲・伸展動作に変化が見られると考えられます
ご質問ありがとうございます。本研究の結果からは研究背景で述べた動作に対する直接的な要因は確認できていませんが、球速が速くなった被験者は体幹がより大きく前傾しており、それに付随する形で手やボールの軌道が大きくなったことを推察することが出来ました。 また、シャドーピッチング動作が有効かどうかまでは言及できませんが、本研究の被験者の手首の移動速度は速くなるという結果を得たので、有効ではないとは言えないと考えています。
商学部の高階です。 ご質問いただきありがとうございます。以下に回答させていただきます。
➀合宿後の測定のタイミングについて ⇒ご指摘いただきました通り,運動直後に測定しますと,一過性運動に対する影響があると考えられます。 そのため,本研究では,一過性運動に対する影響が消失するといわれている運動終了24時間後(Walsh et al.,2011)に「合宿後の測定」を行っております。 ➁血管壁から末梢血中への好中球動員について ⇒ご指摘いただきました通り,関与すると考えられます。交感神経系の亢進に伴う血流増加は,血流と血管内壁との間に生じるずり応力を高めると指摘されていることからも(Marsh and Coombes,2005),壁在好中球を末梢血中に動員する可能性があります。しかしながら,本研究では,交感神経系の変化をお示しできていませんので,先行研究のみを用いての推測となります。 ➂合宿後の免疫力の低下状態について ⇒本研究では,長期トレーニング前後の2回しか測定出来ておらず,経時的変化を検討することが難しいです。推測にはなりますが,運動実施時間,運動強度,運動以外のストレスなどにより,免疫能低下状態の変動が異なると考えられます。今後,免疫能の経時的変化を明らかにする必要があると思います。ありがとうございます。
以上となります。
また、今後の展望として本研究ではスポーツ傷害が発生した選手に対して心理的競技能力を調査し検討を行いましたが、本研究のような心理的競技能力の特徴であったためスポーツ傷害を受傷したのか、あるいはスポーツ傷害を受傷したため本研究のような心理的競技能力の特徴となったかは明らかではありません。よって心理的競技能力を事前に検査し、一定期間の受傷歴を検討する追跡調査を行うことが次の段階では重要なことなのではないかと考えます。
なぜ食に関する質問を1週間前としたのでしょうか。 また、食次第で上位に食い込める可能性があるということでしょうか。
初歩的な質問になっているかもしれませんが、残渣検定とは今回の研究においてどのような検定をなされたのでしょうか?
身体的な特徴などによる結果の変化は考えられますでしょうか? トレーニングもする際はどのようなトレーニングをどの程度mの負荷で行えばよいでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。 他の方からも同様の質問をいただきましたので以下、同様の回答とさせていただきます。 更なる検討の余地があるかと思われますが、岩崎ら(2009)において競技意欲が高い選手がスポーツ傷害を受傷していたという研究がありますが、その研究では対象の競技が様々であったため、概ね他の競技においても「競技意欲の高い選手はスポーツ傷害を受傷するリスクが高い」ということは言えるのではないかと思われます。 しかし、ラグビーやアメリカンフットボールなどのようないわゆるコリジョンスポーツにおいての調査人数が非常に少ないためそのようなスポーツにおいては別の結果となる可能性も考えられます。
コンディショニングとは具体的にどのような行動が最適だと考えますか?
高校生の段階で自らが行う種目を選択している競技者がいると思われるのですがその場合はどのようになると考えられますか?
今回の研究ではテニス競技者が対象でしたが、他の競技全体でも同様な結果が起こりうるでしょうか?
ポスターを拝見し、とても興味深い研究だと思いました。 質問ですが、アダプテッド・スポーツを受講したことによってどの学年でもポジティブな影響や変化を与えておりましたが、逆にネガティブな影響や変化というものはなかったのでしょうか? もしあった場合、それらに対してどのように改善したらいいかと考えられますか。 よろしければご返答お願いいたします。
親の関わりとは家族構成によっても変化するのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。 ①肯定的な展望を持つことがレジリエンスを向上させるのではないかと考えたので、多く経験している人とそうでない人の比較といった意図はありませんでした。なので、従属変数と独立変数が複数あるため重回帰分析を選択いたしました。 ②時間的展望体験尺度に過去受容といった因子があります。この因子は、過去を肯定的に捉えることによってレジリエンスの肯定的な未来志向に対して影響があるという結果になりました。この結果から、怪我やレギュラーを取れなかった経験を前向きに捉える(克服する)ことでレジリエンスに影響を及ぼすという考察に至りました。 以上が回答となります。
ご質問ありがとうございます。 スポーツ継続年数によってレジリエンスが向上しているのか、レジリエンスが高いからスポーツが継続できているのかはまだ明らかにされていないようです。 時間的展望は、過去や現在、将来を肯定的に捉えるものです。この過去や現在、将来について仲間と共有することは重要とされています。このことから、個人スポーツよりチームスポーツの方が向上が見込めると考えています。 以上が回答になります。
ご質問ありがとうございます。 私は今回の研究と同じような結果が出ると思います。その理由と致しましては、アダプテッド・スポーツの受講生の多くが実際に体験することで変化が見られたからです。また、アダプテッド・スポーツで行っている模擬体験は、通常の運動やスポーツを行っている人でも体験したことがない動作が多数含まれているため、そのような動作から得られる運動感覚には新たな発見もみられることが想定されるため、仮に必修科目であるとしても同様の結果に近いものが得られると想定します。
ポスターを拝見し、大変興味深い研究だと思いました。 質問ですが、こちらの研究では「内向性」、「神経質傾向」の性格特性を持つ選手は応援によるパフォーマンスの低下に影響があることが認められておりますが、具体的にどのような応援が選手に影響を与えると考えられますか。また、応援によるパフォーマンスの低下を防ぐ方法は存在しますか。 よろしければご返答お願いいたします。
ご質問いただきありがとうございます。 調査段階ではコートサーフェイスや打ち方などによって起こりうるスポーツ傷害に違いが見られる(バックハンドがシングルハンドの場合には外側上顆炎が発症しやすいのではないか等)と考えていたため調査いたしましたが、本ん研究においてはどの選手もほぼ同様の回答であったため分析を行うことができないと判断し分析は行いませんでした。 心理的競技能力にどのような影響を及ぼすかは分かりませんが、スポーツ傷害の起きる種類やリスクなどは打ち方やよく使用するコート、よくプレーする種目によっては違いが出るのではないかと考えられます。
ご質問ありがとうございます。 本研究の結果有意差が認められた項目は、タンパク質・プロテイン・サプリメントに関する質問でした。しかし有意差はなかったもののビタミン・糖質(炭水化物)・脂質に関する質問も行なっています。
ご質問ありがとうございます。 大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため、食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。
ご質問ありがとうございます。 大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。
ご質問ありがとうございます。 実際に競技レベル下位群ではそもそも栄養指導や栄養教育を受ける環境や機会がなかったり、大学生アスリートの特性として金銭的な余裕がない事が挙げられるのではないかと考えています。そのため、十分な栄養素が整った食事の巡撫が難しいと考えられます。
日本大学経済学部の平木です. 2点質問させてください.
・研究目的と分析が一致していないように思いますが(研究目的からは,肯定的な展望を持つことを多く経験している選手とそうでない選手の比較を伴う検討を行うような印象を受けます),重回帰分析を採用した理由をお教えください. ・上記質問にも関連しますが,考察の最後の3行で「(過去に)レギュラーを取れなかった経験や怪我の経験などを前向きに受け入れ,それらを克服した」ことは,本研究のどの値から示されているのでしょうか?
・図3についてですが,資質的レジリエンス(図2)をさらに因子ごとに運動習慣形成群・運動習慣未形成群で比較したところ,「統制力」「行動力」で差がみられたという理解でよろしいでしょうか? ・本研究での課題はどのような点だと思われますか?また,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか?
・質問紙調査を行ったとのことですが,調査に使用した質問項目はどのように選定したのでしょうか?また,何項目の質問項目で調査が行われ,因子分析の過程でどのように項目の精選を行ったのかもお教えください. ・上記の質問と関連しますが,新規観戦者(新たに行動を起こす動機)と既存観戦者(行動を継続する動機)とでは,そもそもの観戦動機が異なる可能性があるのではないかと思います.また,今回は,新規観戦者がその後観戦を継続しているのかについての検討などは行っていないので,「人間関係への関心」で既存観戦者との得点に有意差がないからといって,「一時的な行動を換気しても自発的な観戦行動には至らない」とまでは言えないと思いますが,いかがでしょうか?
・階層的回帰分析を行っていますが,分析の選定理由とどの変数を従属変数・独立変数に設定して分析を行ったのかお教えください.おそらく質問紙調査②で記載されている変数を独立変数と設定したのではないかと推察しておりますが,関係性を検討する回帰分析において,回答形式が2つ(好き・嫌い,有無など)の変数を使用すると関係がとらえにくいようにも思います. ・本研究の結果を踏まえ,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか?
ご質問ありがとうございます。 男女を比較した統計処理は行なっていないため、男女差に関しては本研究ではわかりませんでした。しかし、性別によって体格の差や運動量など様々なことなる要因があるので、性別差を踏まえた食行動の選択に関する調査を行なっていくべきだと考えています。
日本大学経済学部の平木です. 3点質問させてください.
・本研究の目的である「海外留学に関する意識」とは具体的にはどのようなものでしょうか?また,性格特性である外向性と合わせて検討する意義についても教えてください. ・調査内容の「②性格特性の外向性に関する2項目の質問」は具体的にはどのような質問項目でしょうか?また,②~⑤に関しては,どのような回答形式(7件法の詳細など)であったかをお教えください.特に「海外留学への興味」の回答形式はお聴きしたいです. ・「3.結果」で示されているデータから,『「日本人アイデンティティ」を高く意識していたことや,海外留学の興味が高かった』ことから,なぜ『海外留学をする上で自身の知識不足が原因で授業に付いていけない可能性を危惧している点が推測』できるのでしょうか?補足説明をお聴きしたいです.
食行動の実践する上で、知識や金銭面などで難しい学生にはどのようなサポートが必要になると考えますか。
考察の2つ目で「外向性の上位群は,海外留学をする上で自身の知識不足が原因で授業に付いていけない可能性を危惧している点が推測でき」とあるのですが、その点の不安はどのように対処できると考えていますか。
先程の投稿の文献は以下のものになります。
五十嵐桂一(1999)有酸素性能力が体脂肪に与える影響について.東京工芸大学芸術学部紀要,(6)91-93
①体脂肪量などの身体的特徴が有酸素性能力に影響す
るのかについて
体脂肪量を対象者の最大酸素摂取量と照らし合わせると、比較的体脂肪量が多いA、Bの2人は、最大酸素摂取量が低いため有酸素性能力に影響する可能性があります。
また、五十嵐(1999)の有酸素性能力が体脂肪に与える影響についての研究結果からも、最大酸素摂取量が高いものほど体脂肪が少ないことが明らかとなっているため、体脂肪量は有酸素性能力に影響を与えると考えられますので、今後、対象者を選定する際には、そのような点も考慮したいと思います。
②有酸素性能力を改善させるようなトレーニングを行
う上で、La以外の指標はどう考えるかについて
本研究においては、有酸素性能力を改善させるためのトレーニングにおいて、Laに着目しましたが、剣道選手の競技力向上を目的としたトレーニングを処方する上で、ある1つの指標のみを用いて処方するのではなく、複数の指標を用いてトレーニングを行う必要があると考えます。今後は、最大酸素摂取量、心拍数等の生理学的な指標を用いて、複数の観点から分析できればと考えております。
シャウトの方法について質問させてください。
実験協力者に対して,どのようなシャウトを行うように指示されましたか?
またその指示にした理由も教えてください。よろしくお願いします。
質問いただきありがとうございます。
本研究で3RMの重量を用いた理由は2つあります。1つ目は、最大挙上重量で行うと非常に重い重量であるため速度を規定するのが困難であることです。2つ目は、女性を対象に行った研究であったので、技術の成熟度といった要因が含まれてしまうためです。女性は筋量の問題等あり、真の最大挙上重量を測るのは難しいため3RMで試してみました。また、3RMの値は、30.2kg±11.1でした。
質問いただきありがとうございます。
先行研究(菅野ら)では、重量の増加に伴い、最大床反力が増加するのではなく、最大床反力が発揮される負荷は個人差があると報告されています。
本研究の被験者群では、重量のレンジが低いため、床反力や力積に与える影響は少なかったと推測します。また、メトロノームをテンポ30に設定し速度を規定したため、上昇に要した時間は同じです。
御質問ありがとうございます。
ライフル射撃の特性上、身長は高め、体型は痩せ型よりは、肥満型の方が有利であると言われています。また、骨格の違いから骨盤が広い女性の方が男性よりも、本競技に向いているとされています。しかし、それは始めたばかりの初心者に顕著に現れる特徴であり、自身らが研究対象とした者達は少なくとも3年以上の経験を積んでいる為、そういった点での差は、無いものと考えております。
ご質問ありがとうございます。
本研究結果はすべての世代に当てはまらないと考えられます。理由としては、各世代によって元々の生活が異なるためです。世代によっては、睡眠習慣が新型コロナウイルス感染症の影響を受けない可能性もあると考えられます。
本研究を発展させていくため、就寝前の行動(カフェインの摂取やスマートフォンの使用状況など)の調査や、なぜ規則性が改善されたのかについて明らかにしていく必要があると考えています。これらを調査することによって、睡眠習慣を向上させる資料になるのではないかと考えています。
貴重なご意見ありがとうございます。
ご質問ありがとうございます。
考察にある就寝前とは、就寝30分前から1時間前を示しています(水野ら,1999)。
ご指摘いただいた通り、入浴や食事も睡眠の質に影響を与えると考えられます。今回の結果からはこれらを明らかにすることはできませんので、今後の課題とさせていただきます。
貴重なご意見ありがとうございます。
質問頂きありがとうございます。未経験者二名はともに野球の経験者でした。ご指摘の通りバスケットボール似た動作がある球技とない競技では異なる結果になると思います。私の意見としましては野球はバスケットボールと近い動作はないと思います。ほかの球技に関しては検証しきれていないため、今後の課題としたいと思います。
ご質問誠にありがとうございます。
共通性は、動作を解析し、算出された角度や加速度の項目を確認した際に、成功試技及び失敗試技において、数値が近似値になっている項目の状態を共通性と定義しました。
座標系は、X軸はサイドラインに平行とし、相手コート方向に正、Y軸はエンドラインに平行とし相手コートに向かって右方向に正、Z軸は鉛直上方向に正とし、カメラは下図のように設置しました。
ご質問いただき誠にありがとうございます。
泳速度の規定に関して、本実験では全試技・全意識段階において全力泳を被験者に依頼しました。
泳速度に対する努力度を普段よりも落とした泳ぎで被験者に依頼した場合、うねり動作により集中した泳ぎができるのではないかと考え、以下の変化を推察しています。
うねり0%
上半身の固定が強調された泳ぎが予想され、上胴・下胴の最大屈曲角度においてうねり0%とNeutral間で差が見られない →上胴・下胴を除いた最大屈曲角度の縮小
うねり100%
本研究では内省についての記載はしていませんが、インタビュー調査も行っていました。被験者から「泳速を落とせばより大きな動作が行える」と報告を受けていることから、この試技では身体の屈曲・伸展動作に変化が見られると考えられます
ご質問ありがとうございます。本研究の結果からは研究背景で述べた動作に対する直接的な要因は確認できていませんが、球速が速くなった被験者は体幹がより大きく前傾しており、それに付随する形で手やボールの軌道が大きくなったことを推察することが出来ました。
また、シャドーピッチング動作が有効かどうかまでは言及できませんが、本研究の被験者の手首の移動速度は速くなるという結果を得たので、有効ではないとは言えないと考えています。
商学部の高階です。
ご質問いただきありがとうございます。以下に回答させていただきます。
➀合宿後の測定のタイミングについて
⇒ご指摘いただきました通り,運動直後に測定しますと,一過性運動に対する影響があると考えられます。 そのため,本研究では,一過性運動に対する影響が消失するといわれている運動終了24時間後(Walsh et al.,2011)に「合宿後の測定」を行っております。
➁血管壁から末梢血中への好中球動員について
⇒ご指摘いただきました通り,関与すると考えられます。交感神経系の亢進に伴う血流増加は,血流と血管内壁との間に生じるずり応力を高めると指摘されていることからも(Marsh and Coombes,2005),壁在好中球を末梢血中に動員する可能性があります。しかしながら,本研究では,交感神経系の変化をお示しできていませんので,先行研究のみを用いての推測となります。
➂合宿後の免疫力の低下状態について
⇒本研究では,長期トレーニング前後の2回しか測定出来ておらず,経時的変化を検討することが難しいです。推測にはなりますが,運動実施時間,運動強度,運動以外のストレスなどにより,免疫能低下状態の変動が異なると考えられます。今後,免疫能の経時的変化を明らかにする必要があると思います。ありがとうございます。
以上となります。
また、今後の展望として本研究ではスポーツ傷害が発生した選手に対して心理的競技能力を調査し検討を行いましたが、本研究のような心理的競技能力の特徴であったためスポーツ傷害を受傷したのか、あるいはスポーツ傷害を受傷したため本研究のような心理的競技能力の特徴となったかは明らかではありません。よって心理的競技能力を事前に検査し、一定期間の受傷歴を検討する追跡調査を行うことが次の段階では重要なことなのではないかと考えます。
なぜ食に関する質問を1週間前としたのでしょうか。
また、食次第で上位に食い込める可能性があるということでしょうか。
初歩的な質問になっているかもしれませんが、残渣検定とは今回の研究においてどのような検定をなされたのでしょうか?
身体的な特徴などによる結果の変化は考えられますでしょうか?
トレーニングもする際はどのようなトレーニングをどの程度mの負荷で行えばよいでしょうか?
ご質問いただきありがとうございます。
他の方からも同様の質問をいただきましたので以下、同様の回答とさせていただきます。
更なる検討の余地があるかと思われますが、岩崎ら(2009)において競技意欲が高い選手がスポーツ傷害を受傷していたという研究がありますが、その研究では対象の競技が様々であったため、概ね他の競技においても「競技意欲の高い選手はスポーツ傷害を受傷するリスクが高い」ということは言えるのではないかと思われます。
しかし、ラグビーやアメリカンフットボールなどのようないわゆるコリジョンスポーツにおいての調査人数が非常に少ないためそのようなスポーツにおいては別の結果となる可能性も考えられます。
コンディショニングとは具体的にどのような行動が最適だと考えますか?
高校生の段階で自らが行う種目を選択している競技者がいると思われるのですがその場合はどのようになると考えられますか?
今回の研究ではテニス競技者が対象でしたが、他の競技全体でも同様な結果が起こりうるでしょうか?
ポスターを拝見し、とても興味深い研究だと思いました。
質問ですが、アダプテッド・スポーツを受講したことによってどの学年でもポジティブな影響や変化を与えておりましたが、逆にネガティブな影響や変化というものはなかったのでしょうか?
もしあった場合、それらに対してどのように改善したらいいかと考えられますか。
よろしければご返答お願いいたします。
親の関わりとは家族構成によっても変化するのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
①肯定的な展望を持つことがレジリエンスを向上させるのではないかと考えたので、多く経験している人とそうでない人の比較といった意図はありませんでした。なので、従属変数と独立変数が複数あるため重回帰分析を選択いたしました。
②時間的展望体験尺度に過去受容といった因子があります。この因子は、過去を肯定的に捉えることによってレジリエンスの肯定的な未来志向に対して影響があるという結果になりました。この結果から、怪我やレギュラーを取れなかった経験を前向きに捉える(克服する)ことでレジリエンスに影響を及ぼすという考察に至りました。
以上が回答となります。
ご質問ありがとうございます。
スポーツ継続年数によってレジリエンスが向上しているのか、レジリエンスが高いからスポーツが継続できているのかはまだ明らかにされていないようです。
時間的展望は、過去や現在、将来を肯定的に捉えるものです。この過去や現在、将来について仲間と共有することは重要とされています。このことから、個人スポーツよりチームスポーツの方が向上が見込めると考えています。
以上が回答になります。
ご質問ありがとうございます。
私は今回の研究と同じような結果が出ると思います。その理由と致しましては、アダプテッド・スポーツの受講生の多くが実際に体験することで変化が見られたからです。また、アダプテッド・スポーツで行っている模擬体験は、通常の運動やスポーツを行っている人でも体験したことがない動作が多数含まれているため、そのような動作から得られる運動感覚には新たな発見もみられることが想定されるため、仮に必修科目であるとしても同様の結果に近いものが得られると想定します。
ポスターを拝見し、大変興味深い研究だと思いました。
質問ですが、こちらの研究では「内向性」、「神経質傾向」の性格特性を持つ選手は応援によるパフォーマンスの低下に影響があることが認められておりますが、具体的にどのような応援が選手に影響を与えると考えられますか。また、応援によるパフォーマンスの低下を防ぐ方法は存在しますか。
よろしければご返答お願いいたします。
ご質問いただきありがとうございます。
調査段階ではコートサーフェイスや打ち方などによって起こりうるスポーツ傷害に違いが見られる(バックハンドがシングルハンドの場合には外側上顆炎が発症しやすいのではないか等)と考えていたため調査いたしましたが、本ん研究においてはどの選手もほぼ同様の回答であったため分析を行うことができないと判断し分析は行いませんでした。
心理的競技能力にどのような影響を及ぼすかは分かりませんが、スポーツ傷害の起きる種類やリスクなどは打ち方やよく使用するコート、よくプレーする種目によっては違いが出るのではないかと考えられます。
ご質問ありがとうございます。
本研究の結果有意差が認められた項目は、タンパク質・プロテイン・サプリメントに関する質問でした。しかし有意差はなかったもののビタミン・糖質(炭水化物)・脂質に関する質問も行なっています。
ご質問ありがとうございます。
大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため、食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。
ご質問ありがとうございます。
大学フェンシング選手の中には、学生寮や一人暮らしをしている学生が多く、ほとんどは地方から上京している学生です。そのため食事を準備する金銭的な余裕やバイトや部活に時間を取られるため、時間的な余裕がない事が問題だと考えています。
ご質問ありがとうございます。
実際に競技レベル下位群ではそもそも栄養指導や栄養教育を受ける環境や機会がなかったり、大学生アスリートの特性として金銭的な余裕がない事が挙げられるのではないかと考えています。そのため、十分な栄養素が整った食事の巡撫が難しいと考えられます。
日本大学経済学部の平木です.
2点質問させてください.
・研究目的と分析が一致していないように思いますが(研究目的からは,肯定的な展望を持つことを多く経験している選手とそうでない選手の比較を伴う検討を行うような印象を受けます),重回帰分析を採用した理由をお教えください.
・上記質問にも関連しますが,考察の最後の3行で「(過去に)レギュラーを取れなかった経験や怪我の経験などを前向きに受け入れ,それらを克服した」ことは,本研究のどの値から示されているのでしょうか?
日本大学経済学部の平木です.
2点質問させてください.
・図3についてですが,資質的レジリエンス(図2)をさらに因子ごとに運動習慣形成群・運動習慣未形成群で比較したところ,「統制力」「行動力」で差がみられたという理解でよろしいでしょうか?
・本研究での課題はどのような点だと思われますか?また,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか?
日本大学経済学部の平木です.
2点質問させてください.
・質問紙調査を行ったとのことですが,調査に使用した質問項目はどのように選定したのでしょうか?また,何項目の質問項目で調査が行われ,因子分析の過程でどのように項目の精選を行ったのかもお教えください.
・上記の質問と関連しますが,新規観戦者(新たに行動を起こす動機)と既存観戦者(行動を継続する動機)とでは,そもそもの観戦動機が異なる可能性があるのではないかと思います.また,今回は,新規観戦者がその後観戦を継続しているのかについての検討などは行っていないので,「人間関係への関心」で既存観戦者との得点に有意差がないからといって,「一時的な行動を換気しても自発的な観戦行動には至らない」とまでは言えないと思いますが,いかがでしょうか?
日本大学経済学部の平木です.
2点質問させてください.
・階層的回帰分析を行っていますが,分析の選定理由とどの変数を従属変数・独立変数に設定して分析を行ったのかお教えください.おそらく質問紙調査②で記載されている変数を独立変数と設定したのではないかと推察しておりますが,関係性を検討する回帰分析において,回答形式が2つ(好き・嫌い,有無など)の変数を使用すると関係がとらえにくいようにも思います.
・本研究の結果を踏まえ,今後,本研究を発展させていくためにどのような検討が必要だと思われますか?
ご質問ありがとうございます。
男女を比較した統計処理は行なっていないため、男女差に関しては本研究ではわかりませんでした。しかし、性別によって体格の差や運動量など様々なことなる要因があるので、性別差を踏まえた食行動の選択に関する調査を行なっていくべきだと考えています。
日本大学経済学部の平木です.
3点質問させてください.
・本研究の目的である「海外留学に関する意識」とは具体的にはどのようなものでしょうか?また,性格特性である外向性と合わせて検討する意義についても教えてください.
・調査内容の「②性格特性の外向性に関する2項目の質問」は具体的にはどのような質問項目でしょうか?また,②~⑤に関しては,どのような回答形式(7件法の詳細など)であったかをお教えください.特に「海外留学への興味」の回答形式はお聴きしたいです.
・「3.結果」で示されているデータから,『「日本人アイデンティティ」を高く意識していたことや,海外留学の興味が高かった』ことから,なぜ『海外留学をする上で自身の知識不足が原因で授業に付いていけない可能性を危惧している点が推測』できるのでしょうか?補足説明をお聴きしたいです.