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桜門体育学会事務局
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重量の増加によって最大床反力は増加しなかったと報告していますが、重量が増加すれば、当然、鉛直方向の床反力は増加します。最大床反力や力積は増加しなかった理由はどのように考察していますか?
また、各条件における上昇に要した時間には違いがあったのかどうか教えてください。
質問いただきありがとうございます。
先行研究(菅野ら)では、重量の増加に伴い、最大床反力が増加するのではなく、最大床反力が発揮される負荷は個人差があると報告されています。
本研究の被験者群では、重量のレンジが低いため、床反力や力積に与える影響は少なかったと推測します。また、メトロノームをテンポ30に設定し速度を規定したため、上昇に要した時間は同じです。
スクワットの研究では,最大挙上重量に対する相対重量を実験試技に用いたものが多く見受けられます.今回の研究で3RMに対する相対重量を用いた理由は何でしょうか?また,被験者の3RMの値を教えていただきたいです(平均値±標準偏差).
質問いただきありがとうございます。
本研究で3RMの重量を用いた理由は2つあります。1つ目は、最大挙上重量で行うと非常に重い重量であるため速度を規定するのが困難であることです。2つ目は、女性を対象に行った研究であったので、技術の成熟度といった要因が含まれてしまうためです。女性は筋量の問題等あり、真の最大挙上重量を測るのは難しいため3RMで試してみました。また、3RMの値は、30.2kg±11.1でした。
ご回答いただきありがとうございます。
試技重量の決定理由について理解できました。