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桜門体育学会事務局
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とても興味深い発表をしていただきありがとうございます。座長から質問させていただきます。
第4ピリオドのフリースロー成功率と、第1ピリオドから第3ピリオドまでの成功率を比較されましたでしょうか。シュートパフォーマンスがどのように変わっていくのかを分析するのであれば、試合全体の流れとして捉える必要性があると思いますがいかがでしょうか。
今回の研究では、フリースローを失敗する要因として、「シュートを入れなくてはいけない」という自己義務感や味方の期待と相手からのプレッシャーなどによる精神的負担があると推測しました。第4ピリオドは勝敗が決まる最後のピリオドのため、第1ピリオドから第3ピリオドよりも精神的負担がかかるのではないかと考え、第4ピリオドの状況によってデータを取りました。したがって、第1ピリオドから第3ピリオドまでのフリースローの成功率とは比較していません。
第1ピリオドから第3ピリオドは次のピリオドがあり、また、次に取り返すチャンスがあり、気持ちや時間に余裕があるが第4ピリオドはあとがないため、フリースロー1本でも勝敗に関わる重要なシュートであると考えました。そして、第4ピリオドを勝ち・均衡・負けの3つの状況に分けてデータを取ることによって、それぞれ違う状況でフリースローの確率がどのように変わるのかを求めることができると考えました。